「2014ブロガーズフェスティバル」に昨年に続いて今年も参加してきました。
昨年以上に内容がとても濃くて楽しめました!当日の内容を含めてのレポートです。
昨年に引き続き「2014ブロガーズフェスティバル」が8月23日(土)に大田区産業プラザPIOで開催されました。
こちらは今年3月に蒲田フォトウオークで訪れて以来の見参です。
今回のブロフェスには昨年を上回る190名の参加者が集合しました。
主催はブログ「LastDay.jp」を運営している、またよしれいさん。(写真右側)
アジアを中心に世界を飛び回って活動されているブロガーさんです。
11時からのオープニングセッションはブログ「OZPAの表4」のOZPAさん。OZPAさんはその独特の言いまわしとその愛らしいキャラで僕も大好きなブロガーさんです。
「ただのブログだけの人になりたくない」というOZPAさん。
今回の会場に来てた人もいわゆる「ブログ」だけをやっている人は少なくて、むしろ皆さんいろんな専門分野のひとつのツールとしてブログを活用している人が多かったです。
しかしOZPAさんは人の心を掴む天才ですね^_^
ほとんどステージCにいました。
ブロガーズフェスティバルは大田区産業プラザPIOの3つの会場で同時にセッションが行われます。どれも気になるセッションばかりだったんですが、今回僕はずっとステージCにいました^^
ということでステージCで行われたセッションをご紹介します。
拡張現実ライフ アキオさん
最初のセッションはアキオさんでした。アキオさんはブログからアプリ開発、本の出版など、多方面でマルチに活躍されているブロガーさんです。
今回はこのセッションのためだけに作ったと言う抽選アプリを使って、観客の方とセッションを進めるという形式でした。
選ばれた人はアキオさんと一緒に講演を進行して名前とブログ名、ツイッターアカウントを名乗るのでその場のみんながすかさずフォローするというシステム。
こうゆう仕掛けおもしろいなあ(^^ )
アキオさんのセッションでは「自分に許可を与える」というフレーズがとても心に響きました。
アキオさんはブログを続けていたところ「IT media」からネット記事の執筆を依頼されるようになり、その記事をみた出版社から書籍化を持ち込まれたのだそうです。しかし、当時は「自分が本を書けるような(書いてもいい)人間ではない」と思い、その話はお断りしたとか。
その後、書籍化のお話はなく、あの時に出しておけば良かったとすごく後悔されたそうです。その3年後にまた書籍化のお話があった時は快諾したそうです。
そういったチャンスというのは、なかなかないとは思うんですが、もしそのチャンスを逃してしまうとその次はいつになるか分かりませんよね。
自分にとって身に余るチャンスだったとしても、もしかしたらその機会がその後の人生のターニングポイントになる場合もあると思います。
「自分はそんなこと出来る人じゃないから…」
と思い込むのではなく
「自分に声を掛けてくれたんだから、とりあえずやってみよう!」
と”自分に許可を与える”ことはとても大事だなと思いました。
ブログで食べることを目指す前に是非やってみて欲しい1つの計算/世界は卵である(アキオさんブログ)
A LA CARTE 柳下修平さん
続いてのセッションは僕も参加している共同メルマガ「Edge Rank」の共同執筆者、映画ブロガーの柳下修平(やぎした しゅうへい)さんです。わずか1年弱で月間70万PVを叩き出した人気映画ブログ「A LA CARTE」を運営している柳下さん。
今回のブロフェスには僕を含めたEdge Rankメンバー7名が参加してたのでみんなで登壇して自己紹介しました(^^ )
柳下さんの映画ブログは去年から僕も注目していたんですが、映画の基本情報から物語の感想、背景の考察、裏ネタなどなどとにかくひとつの映画だけでも多角的な分析記事が豊富でとても読みやすくとても参考にしているブロガーさんです。
圧倒的な文章力と構成、そして畳み掛けるような柳下さんの映画ブログを見た僕の最初の感想は
「この人、映画大好きなんだな〜(^^ )」でした。
好きなことを好きなだけ徹底的に書くってのは大変で僕も苦労しているんですが、柳下さんはその類い稀な文章力とセンスで読者の心を鷲掴みにしてます^^
柳下さんのセッションで一番印象的だったのはスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの言葉を引用したこのフレーズでした。(該当シーンは3分38秒頃)
チャレンジはしない
奇をてらわない
正攻法でいく
これは鈴木敏夫さんが先日の情熱大陸で映画の宣伝方法について語った事ですが、ブログにも同じことが言えると柳下さんは説きます。
現在は速報記事やバズを狙った短期的な記事が多くあります。アキオさんも言ってましたが、記事には鮮度があって特に速報ネタなどはそのイベントが過ぎてしまうとほとんど読まれることはありません。
柳下さんはひとつの映画に対してとにかく多くのエントリを書きます。それだけ内容が濃くて深いし、検索にも強いでしょう。
しかし、多くを語るにはそれだけの情熱と熱意がないと書けませんよね。
情熱と熱意と心のこもったブログは短期間でもたくさんの人に支持される。
それを体現してるのが柳下さんのブログ「A LA CARTE」だと言えると思います。
さらに柳下さんはGoogleのSNS「Google+」を活用して読者を増やしてきました。
「Google+」は柳下さんに言わせると「写真のシェアSNS」。
もともと写真好きの柳下さんは写真と織り交ぜつつブログの更新情報を流していて現在は10,000人以上のフォロワーがいるとか。
写真を楽しみながら投稿しつつ、
自分のブログもアピールできるGoogle+。
先ほど短期間で人気ブログになったと言いましたが、こういった下地をコツコツ作って来たというのも重要なんでしょうね。
実はこっそり東京散歩ぽのGoogle+ページも作りました!こちらもフォローしていただけるとありがたいっす^_^
ブロガーズフェスティバルに登壇してきました!セッションダイジェスト&ダメ出し/他セッション感想/運営のみなさまへの改善提案 – A LA CARTE(柳下さんブログ)
イエス!フォーリンデブ★ はっしーさん
白状します。今回のイベントで一番お会いしたかったのがライフドアブログの人気グルメブログ「イエス!フォーリンデブ★」のはっしーさんでした(^^ )
はっしーさんを知ったのは約3年前、当時ロケタッチ新聞東京版に東京散歩ぽも転載してたんですが、その時、同じ東京エリアで転載してたのが「イエス!フォーリンデブ★」さんでした。
ブログを見たことある方ならわかると思いますが、ヘッダー画像での出オチ+美味しそうなグルメレポ、あの流れるようなデブリシャストークとはっしーさんの憎めない笑顔で僕はすっかり虜に(^^ )
この日の講演は「ブログを活用したセルフブランディング〜人生とお腹回りを広げるウエストワイドストーリー〜」というタイトルで爆笑必死のセッションかと思いきや、大手広告代理店に勤めてるはっしーさんだけあって、しっかりとマーケティング理論に沿ったブログのお話でした。
はっしーさんは決してなくならない食(グルメ)に特化した上でデブキャラを前面に押し出して他のグルメブログからの差別化を図ったと言います。
「美味しいか、面白かった店以外は書かない」というはっしーさん。
はっしーさんのブログをほんとに毎回幸せそうな顔をしてるんですよね(^^ ) そんなキャラもあってか200万PVという猛烈なアクセスがあるにもかかわらずほとんどネガティブなコメントが付かないんだとか。
それはすごい!
検索エンジン以外にも食べログのレビューにしっかりログを残すといった地道な努力で読者を増やしてるのはとても感心しました。
【グルメ×お笑い?】グルメブログが月150万PVを出しているワケ
ステージCは3セッションとも、専門分野に特化し好きなことを好きなだけ書くみなさんでした。
好きなことを書いているブログは見ているこっちも楽しくなりますよね。
好きなことを書く強さを再認識した今回のブロフェスとなりました。
この日、ブログ開設5周年だったというはっしーさんと記念撮影!
前日に発売された初の著書「東京 肉らしいほどうまい店」にサインもいただきました!
ありがとうございました!これからも応援してます(^^ )
3つのセッションが終わって最後は8名のブロガーによるライトニングトーク大会でした。
我らが「Edge Rank」からはゆこびんさんとオレガジェさんがエントリー!
残念ながら優勝は逃しましたが、お二人とも素晴らしいLTでした!
「2014ブロガーズフェスティバル」に参加してLTしてきましたよ!! #ブロフェス2014 | OREGADGET
懇親会では多くの方と名刺交換させていただきました。ほんとにありがとうございました!
今回は「Edge Rank」のTシャツを着ての参加だったので「Edge Rank読んでます!」といってくださった方々にもお会い出来て本当に良かったです。
そして縁の下の力持ち、スタッフの皆さんもお疲れさまでした。
様々な意見があるとは思いますがブロガーフェスティバルはいい意味でスタッフなんだけど参加者、参加者なんだけどスタッフみたいな、みんなで作り上げてく感じがすごくいいなあと思います。
今後の進化も期待しつつ、これからも参加したいイベントのひとつです。