「ジャングリア沖縄」7/25(金)オープンへ!やんばるのジャングルが舞台の新アドベンチャーパーク

こんにちは、東京散歩ぽです!

沖縄北部の名護市・今帰仁村エリアに完成する新テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」の発表会が都内で開催され、2025年7月25日(金)に開業することが発表されました。記者会見では、テーマパーク内に完成するアトラクションなどの概要が発表されました。

書籍「東京の懐かしくて新しい暮らし365日」試し読みページ

「ジャングリア沖縄」7月25日(金)に開業!

発表会の冒頭、「ジャングリア沖縄」を運営する株式会社ジャパンエンターテイメントの筆頭株主の株式会社刀・代表取締役CEOの森岡毅さんから、同施設が2025年7月25日(金)に開業することが発表されました。

株式会社刀・代表取締役CEOの森岡毅さん
株式会社刀・代表取締役CEOの森岡毅さん

株式会社刀・代表取締役CEOの森岡毅さんは「ジャングリア沖縄は私の前職、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の頃から14年間構想してきました。このパークの成功を足掛かりに、アジアや世界へ多拠点展開することを目指したプロジェクトです。我々だけの力でできたことなんか何一つなく、今帰仁村、名護市、そして沖縄県民の皆様の支援のおかげであると感じております」と挨拶しました。

やんばるの元ゴルフ場跡地に誕生

場所は、沖縄の那覇から車で約1時間30分ほどの沖縄本島北部の「名護市・今帰仁村エリア」の一角。こちらはかつて「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」という広大なゴルフ場の跡地(パーク総面積60ha・敷地総面積120ha)に開業します。

「Power Vacance!!(パワーバカンス)をテーマに、22のアトラクション、15の飲食施設や10の物販施設がオープン予定です。ここからは発表された数々の体験ができるアトラクションの概要を見てみましょう。

ジャングリア沖縄のエントランスとインフィニティテラス

エントランスでは、壮大なシンボルツリーがお出迎え。デイゴやガジュマル、ヤエヤマヤシなどの南国の木々が茂る気持ち良い道が広がります。

その道を抜けたエントランスビレッジにはパークを一望できる絶景の「インフィニティテラス」にたどり着きます。

心地よい風を感じながら、高低差のあるダイナミックなパークの地形の中で最も高いところからパークの全貌を眺めることができるそうです。

DINOSAUR SAFARI(ダイナソー サファリ)

DINOSAUR SAFARI(ダイナソー サファリ)
DINOSAUR SAFARI(ダイナソー サファリ)

パークイチオシのアトラクション「DINOSAUR SAFARI(ダイナソー サファリ)」は、12人乗りの大型オフロード車に乗り込んで20頭もの恐竜がいる生息地の壮大なジャングルへ向かうアドベンチャーです。

走行中には大きい約19m(ビル7階建て相当)の巨大なブラキオサウルスや、背中の突起が特徴の大型ステゴサウルス、3本の角が特徴のトリケラトプスなど、迫力ある恐竜たちに最短1mの距離まで接近し、楽しみながらジャングルの奥深くへ進んでいきます。

オフロード車は実際に熟練ドライバーが運転するということで、すぐ近くに肉食恐竜T-REXのそばを通るなど、まさにあの世界的に有名な恐竜映画のような体験ができるハラハラドキドキの「恐竜版サファリパーク」となりそうです!

ちなみに恐竜は最先端のアニマトロニクス技術を結集しているそうなので、かなりリアルな恐竜が出てきそうですね!

FINDING DINOSAURS(ファインディング ダイナソーズ)

FINDING DINOSAURS(ファインディング ダイナソーズ)
FINDING DINOSAURS(ファインディング ダイナソーズ)

「FINDING DINOSAURS(ファインディング ダイナソーズ)」は、ジャングルの中で迷子になってしまったパキリノサウルスの赤ちゃんを探す、子どもから大人まで楽しめるアトラクションです。

自らの足でジャングルを踏み分け、最強の尾をもつアンキロサウルスや、最大級の翼竜プテラノドンなど6頭の赤ちゃん恐竜と遭遇し触れ合いや、ゴツゴツした岩肌が特徴の神秘的な洞窟や、木々生い茂るトンネルをくぐり抜けたり、ユラユラと揺れる吊り橋を渡ったり、自身でトロッコを運転したりしながら特徴的な分厚い鼻を持つ迷子の赤ちゃん恐竜を探す小旅行となるそうです。

HORIZON BALLOON(ホライゾン バルーン)

HORIZON BALLOON(ホライゾン バルーン)
HORIZON BALLOON(ホライゾン バルーン)

「HORIZON BALLOON(ホライゾン バルーン)」は、直径約23mの巨大な気球に乗り込んでやんばるの大絶景、地平線を望むことができる約10分間の空からの遊覧体験。日本では珍しい「ガス気球」ということで熱気球よりも安定した乗り心地が楽しめるそうです。

JUNGLE EXTREMES(ジャングル エクストリームズ)

「JUNGLE EXTREMES(ジャングル エクストリームズ)」は、約45,000㎡の広大なジャングルの中で、最大落差約34mの深い渓谷やビル7階建て相当(高さ約19m)のそびえたつタワーを中心に、絶叫とともに圧倒的な解放感が待ち受ける「エクストリーム」な超興奮体験7種類が楽しめます。

  • JUNGLE EXTREMES(ジャングル エクストリームズ)
  • SKY PHOENIX(スカイ フェニックス)
  • TITAN‘S SWING(タイタンズ スウィング)
  • BUNGEE GLIDER(バンジー グライダー)
  • HUMAN ARROW(ヒューマン アロー)
  • GRAVITY DROP(グラビティ ドロップ)
  • SKY-END TREKKING(スカイエンド トレッキング)
  • TREE-TOP TREKKING(ツリートップ トレッキング)

BUGGY VOLTAGE(バギー ボルテージ)


「BUGGY VOLTAGE(バギー ボルテージ)」は、アップダウンの激しい大自然のオフロードを本格バギーで疾走する爽快なアトラクション。

子どもから大人まで楽しめるジャングルの大自然を走る「バギー ボルテージ 〜ファン アドベンチャー コース〜」と、唸りを上げるパワフルなバギーで急斜面や大自然に広がる難コースに挑戦する「バギー ボルテージ 〜アドレナリン チャレンジ コース〜」の2種類のコースがあります。

この他にも、屋外ステージ「BREEZE ARENA(ブリーズ アリーナ)」では、生の音楽と大迫力のアクロバットが楽しめるステージや、広大なパークを周遊する移動手段をもエンターテイメントに変え大自然の風を感じるトラム型アトラクションや、「ヤンバルクイナ」など沖縄の動物たちをモチーフにしたインタラクティブな屋内アトラクションなどもあり、雨天時でも楽しめそうです。

夜には沖縄の満天の星空や花火が打ち上がるなど、この地で生まれる”興奮”と本物の自然に没入する”贅沢”を、旅の1日を通して体験できるとしています。

レストラン

PANORAMA DINING(パノラマ ダイニング)
PANORAMA DINING(パノラマ ダイニング)

エントランスビレッジに位置するレストラン「PANORAMA DINING(パノラマ ダイニング)」では、鳥かごに見立てたオープンエアーのネスト席(鳥の巣)で、沖縄県産の食材をふんだんに使用したシェフ考案の斬新なメニューが楽しめます。さらに夕暮れのグラデーションや、南国の夜空を彩る花火、時間とともに変わる景色、大自然と五感が響き合う食体験が楽しめます。

WILD BANQUET(ワイルド バンケット)
WILD BANQUET(ワイルド バンケット)

パーク中心部に位置する「WILD BANQUET(ワイルド バンケット)」は、ワイルドで活気に満ちた屋外レストラン。

バンケットの活気と南国の心地よい風を肌で感じるテーブル席では、沖縄県産の食材を使いライブキッチンで調理された見た目も味もワイルドなメニューが楽しめます。

SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)

SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)
SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)

さらに別料金で入場できる「SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)」では、世界最大級のインフィニティ風呂を備え、風の音や鳥の声を感じながら大自然と一体となって包まれる癒しの時間を提供します。

屋外空間は南国リゾートらしい植物に囲まれたサウナとカルシウム岩風呂に水風呂、屋内には美肌効果のある天然温泉や洞窟風呂などバラエティのあるお風呂を楽しめるとしています。

入場チケットは国内在住者と一般料金との2部制を導入

気になる「入場チケット料金」はこちら。

「1Dayチケット」と「スパチケット」に分かれていて、国内在住者は一般料金よりも割安な価格設定になっています。森岡CEOは、同施設の建設には沖縄県民の多大な協力を受けたことから、国内在住者は優遇した価格に設定したと話していました。

【1Dayチケット】
国内在住者:大人料金 6,300円(税込6,930円) 子供料金 4,500円(税込4,950円)
一般料金:大人料金 8,000円(税込8,800円) 子供料金 5,400円(税込5,940円)

【スパチケット】
国内在住者:2,400円(税込2,640円) 1,400円(税込1,540円)
一般料金:2,800円(税込3,080円) 1,700円(税込1,870円)

ジャングリア沖縄の体験を含む旅行パッケージ(※7月25日から8月31日までの入場チケット・宿泊・交通)は、1月29日からJTBで先行予約が開始しています。

JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)のチケット付きホテル・ツアー【JTB】

課題となる交通渋滞や利便性の向上については、ジャングリア周辺に複数の駐車場を設けて、空港や港、リゾートエリアや周辺の集客施設をバスやフェリーでつなぎながら、二次交通の整備を国や方々と進めるとしています。

発表会には石破首相も登場
発表会には石破首相も登場

森岡CEOは、インバウンド客をどうやって呼び込むかについて「世界で最も大きな観光需要である南国リゾート需要に日本人がパイを取るためのビジネスモデルが出来上がると思っています。同じようなものを世界各国に展開していくということを目指したい」とした上で「このパークは沖縄の皆さんと一緒に作り上げたもの。これからも様々な課題が出てくると思うが、一緒に乗り越えていきたい」と話していました。

ちなみに今回のパークは総面積の半分の広さということで、今後の業績の展開次第では、第2のパークやホテルなどの宿泊施設、ショッピングできる商業施設などを建てることも検討しているそうです。

「ジャングリア沖縄」は、単なるエンターテインメント施設ではなく、沖縄の未来と日本の可能性を広げる新たな一歩となりそうです。アクセスを含めいろいろな課題はあると思いますが、北部のやんばる地域が活性化することで、沖縄全体が盛り上がるきっかけのひとつになるかも知れませんね!

JUNGLIA|ジャングリア沖縄。興奮と贅沢の旅が、はじまる。(公式サイト)

画像提供:ジャパンエンターテイメント

JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)

開業予定日:2025年7月25日(金)
パーク名称:JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)
パーク所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1
パーク総面積:約60ha(敷地総面積 約120ha)
アトラクション数:22
飲食施設:15
物販施設:10

あわせて読みたい