こんにちは東京散歩ぽです!
秋に続いて東京都の観光PR事業「tokyo reporter島旅&山旅」のレポーターとして2泊3日で東京都瑞穂町と檜原村に行ってきました。初日はレンタサイクルで瑞穂町を散歩してきましたよ!
※この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。
新宿から約75分・東京都瑞穂町
新宿駅からJR中央線、八高線と乗り継いで約75分。
東京都瑞穂町の玄関口、JR箱根ケ崎駅に到着しました。
瑞穂町について
東京都瑞穂町は多摩地域にある人口約33,000人の町です。
JR箱根ケ崎駅を中心に、東は狭山丘陵、南には在日米軍横田基地がある瑞穂町は、シクラメンや多摩だるま(東京だるま)、狭山茶などが名産品の町です。
レンタサイクルでレッツゴー!
瑞穂町散策ならJR箱根ケ崎駅の駐輪場で貸し出ししているレンタサイクルが超便利!
時刻は午前11時。電動アシスト付きの自転車で瑞穂町散策スタート(^^ )
ふれっしゅはうす(農畜産物直売所)
まず向かったのは町内の農家の皆さんが作った野菜や工芸品などを売ることができる農畜産物直販所「ふれっしゅはうす」。
こちらでは瑞穂町で収穫された大きな大根やキャベツやネギなど、新鮮な野菜をはじめ、
シフォンケーキ専門店「まろんしゃん」のシフォンケーキや特産品の狭山茶、和紅茶なども販売してました。
まろんしゃんさんのシフォンケーキは食べてみるとしっとりふわっふわでしたよ(^^ )
ふれっしゅはうすの前を走る岩蔵街道は通称「シクラメン街道」と呼ばれているほど瑞穂町は都内最大のシクラメンの生産量がある町です。シクラメンは11月が最盛期とあって、この日の取材日(1月中旬)はシーズンは終わってしまってましたが、たくさんの花々や盆栽が販売されていました。
ふれっしゅはうすを後にして、そろそろお昼の時間。
レンタサイクルで狭山茶の茶畑を通ります。
耕心館でランチ
こちらは江戸末期の旧家(旧細渕家)を瑞穂町が買い取って運営している社会教育施設「耕心館」。
平成25年には天皇皇后両陛下がご視察されたというこちらの1階ではお食事と喫茶が楽しめます。
中は温かみのある素敵な空間!
天井が高く、ゆったりと庭園を眺めながらお食事が楽しめますよ!平日でしたがお昼どきとあって地元の住民の方がランチを楽しんでました。さて、何食べようかな?
ビーフシチューセット(1,200円税込)
僕はビーフシチューをオーダー。セットでライスまたはパン、ミニサラダ、ミニデザート、ミニスープがついてきます。
ビーフシチューはしっかり煮込まれていてお肉がトロトロ(^^ )
セットのパンに浸して食べるとこれまた美味しい。
こちらは嫁さんオーダーの和風ハンバーグ(セットで770円税込)
+200円でコーヒー・紅茶(アイスかホット)をつけられました。こちらの1階はレストランとギャラリー、2階には多目的施設があったり、敷地内の庭園には昔ながらの蔵が見学できたりと市民の交流の場となってました。
瑞穂町郷土資料館「けやき館」
「耕心館」でランチをした後はすぐお隣にある瑞穂町郷土資料館「けやき館」に行ってみましょう。(入場料:無料 開館時間:午前10時〜午後9時)
2階建ての館内のロビーは床全体が縮尺1/1,000の瑞穂町の航空写真になっていて町を俯瞰することができます。
ちょっとしたゴジラ気分(^^ )
こちらは瑞穂町の自然や歴史や文化が学べる施設になっています。
冒頭でご紹介したこの写真は瑞穂町の地形に合わせてプロジェクションマッピングで瑞穂町の地形の歴史が学べる「地形シアター」
多摩だるまや村山大島紬、瑞穂町のお祭りなど瑞穂町の歴史を知ることができる郷土資料館ですよ!
野鳥の多い瑞穂町
瑞穂町郷土資料館「けやき館」から5分ほど自転車を走らせると見えてくるのが「狭山池公園」。
こちらには自然観察池、庭園鑑賞池、釣り池と3つの池を擁する親水公園です。
この公園はカワセミやコサギなど野鳥が多く鑑賞できることで知られています。
へえ、カワセミもいるんだ〜!って思いつつ池を眺めていると、
おお〜!早くもカワセミ発見!しかも結構大きい(^^ )狩猟中のようで池の小魚を狙ってました!
「青い宝石」と言われるカワセミですが、この公園のカワセミはやや緑がかっていてとても綺麗な姿を見せていました。
ジュンサイ池公園
瑞穂町の公園には野鳥が多くいる予感!
続いて瑞穂町ビューパーク内の「ジュンサイ池公園」へ行ってみると、
池のほとりで羽休めしている大きなアオサギを発見!!
ゆっくりと近づいてみると、僕らを横目に堂々たる風格を見せるアオサギのかっこいいこと(^^ )
瑞穂町では都心ではなかなかお目にかかれない野鳥が観察できます。
瑞穂町ビューパーク(スカイホール)の展望広場へ
ジュンサイ池公園から見えた大きな時計台。瑞穂町でいい眺めを見たいなら瑞穂町ビューパークのスカイホールへ行ってみましょう!こちらは音楽や演劇などが催される大ホール(1,008席)と小ホール(300席)を要する文化施設です。
ここの2階から展望台広場まで階段を上がると見事な眺望が見られるとか。
展望広場まで96段の階段を上がりますよ!
展望広場まで続く螺旋階段が三角形なんて珍しい!
階段を上がったこちらが展望広場。
ここからは瑞穂町が一望できますよ!在日米軍横田基地もここから見えました。
この時は雲がかかってましたが晴天なら雄大な富士山の姿も見られるそうです。
円福寺だるま市へ
この日、街のあちらこちらで見られたポスターを見てみると、円福寺というお寺で初観音だるま市なるイベントが開かれているとか。1月18日・・・。今日じゃん!!!
これは行くしかないでしょ!
円福寺のだるま市
お寺に近づくと聞こえる、小気味いい祭り囃子。
毎年1月18日に、ここ円福寺では初観音だるま市が開催されています。
平日ではありましたが夕方の時間帯に行ってみると、地元の方や学校帰りの子供たちが多く集まって賑わいを見せていました。屋台がたくさん出店していて、さながら縁日のような雰囲気です(^^ )
円福寺のだるま市は平成9年から始まっただるま市。ここ瑞穂町では約100年前からだるまが作られて来たそうです。町内では5軒のだるま職人がいて、こちらの円福寺のだるま市をはじめ、各地の初市でも人気を呼んでいるとか。
だるまが目隠ししている(^^;)
なんで目隠ししているかお店の方に聞いてみると、大きなだるまは目の周りが金箔が貼られていて擦れて金箔が剥がれないように剥がれ防止で目隠しをしているそうですよ!
お堂の前にはひょっとこのお面と「ばか面」と呼ばれるお面を被った子供たちが祭囃子に合わせて「忍馬(にんば)」というコミカルな踊りを踊っていました。
踊るひょっとこ面とばか面に地元の子供たちが次々と握手を求めていたので、なにかご利益あるのかな?
年に一度の賑やかな円福寺の初観音だるま市を見て瑞穂町の旅、初日はおしまい。お祭りは午後8時まで続くそうです。お寺から出る皆さんの手には瑞穂町で作られた「多摩だるま」を持って帰る人々が。旅の途中の僕らは小さなだるまを2つ買いましたよ!
東京都瑞穂町はお寺や神社も多くて史跡散策やバードウォッチングが楽しめる町でした!
さて、2日目は東京都内の島部以外で唯一の村と言われる檜原村を巡ります!