「どこかにビューーン!」ではじめての青森!ねぶた・三内丸山遺跡・青函連絡船、歴史と文化にふれる旅

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旅大好き、東京散歩ぽです!

今回はJR東日本の「どこかにビューーン!」を利用して、はじめて青森県に行ってきました。今回は2泊3日の青森の旅をお伝えします。

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「どこかにビューーン!」で新青森へビューーン!

どこかにビューン!」といえば、JR東日本の鉄道や商業施設で貯まる「JREポイント」6,000ポイントで往復の新幹線(東北・秋田・山形・北陸・上越新幹線)チケットと交換できるお得なチケットですよね。(東京~宇都宮や東京~高崎などは対象外)

ただし、行き先候補は毎回4か所がランダムにピックアップされて、この中から抽選で1つの駅までの往復チケットが当たるということで、どこに決まるかは翌日までのお楽しみ。

今回は「青森県」に行きたいので、「新青森駅」が行き先候補に出るまでピックアップを繰り返して、いざ抽選。

お願いします!!

翌日、抽選結果をおそるおそる見てみると・・・行き先は「新青森駅」に決定!

やった〜〜!

通常、東京〜新青森間は新幹線で往復約35,000円(1名)かかるので、JREポイント6,000ポイントで行けるのはめちゃくちゃお得ですよね。

ちなみに行き先が気に入らず、キャンセルする場合は6,000ポイントがボッシュートとなりますので、ご注意を!

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「青森ねぶた」が一年中見られる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

ということで東北新幹線で約3時間、青森県に到着!

まずはJR青森駅に移動して駅前にある青森県文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。

「青森ねぶた祭」といえば、毎年8月2日〜7日まで開催され、200万人が訪れる全国的にも有名なお祭りですが、こちらではその「青森ねぶた祭」に出陣した大型ねぶたが一同に展示されています!

館内にはお囃子のBGMが流れて、さながらお祭り気分が一年中楽しめますね。

ねぶたはどれも迫力のあるものばかり(*^^*)

ダイナミックなねぶたに圧倒されます。

時間帯によっては「ねぶた囃子」の生演奏や太鼓体験、ハネト体験などのおまつり体験も行われているそうです。

ねぶたが映えるように館内は暗いですが、こちらは顔が分かるように照明で照らされたフォトスポットもありましたよ!

お土産やお食事処もあって、時間がなくても青森気分を楽しめるおすすめスポットです。

おしゃれなお土産スポット「A-FACTORY」

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のすぐお隣にあるのが複合施設の「A-FACTORY」。

大きな倉庫のような館内には青森県の名産やお土産をたくさん販売するフードマルシェや、

ハンバーガーなどを提供するレストランがあり、フードコートスペースも。

この日は弘前アップルパイ総選挙を3連覇した「MACURE HOUSE」のアップルパイとアップル茶をいただきました。

青森県といえばりんごですもんね!

外に出ると虹がかかってました〜なにかいいことありそう!

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

「A-FACTORY」のすぐ裏手には、かつての青函連絡船「八甲田丸」の船内を見学できる「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」があります。

船内には、青函連絡船の歴史が展示されていて、昭和時代の青森駅前のレトロな風情が再現されていました。

操舵室の上の甲板は津軽海峡を望める絶景スポット。

石川さゆりさんの名曲『津軽海峡・冬景色』の舞台ですよね!

ちなみに八甲田丸の船尾にはレールがあって、かつては鉄道を入れて航行していたのは知りませんでした。

船の地下室にはかつての客車や貨物列車もそのまま展示されていましたよ!

青森県観光物産館アスパム

この日の夕食は「青森県観光物産館アスパム」へ。

建物10階にある「青森のみちのく料理西むらアスパム店」で郷土料理を楽しみました。

窓辺の席からは津軽海峡を一望できます!

まずは「海鮮三色丼定食」。

いくら、うに、ホタテがどーん!

お味噌汁は+250円で「じゃっぱ汁」にしてもらいました。

魚のアラがたっぷり入ったじゃっぱ汁です。

うちの奥さんはお店一番人気の「津軽定食」をオーダー。

こちらには郷土料理の「帆立の貝焼き味噌」がついてます。

青森の海鮮料理をいただいて、2日目に備えます。

三内丸山遺跡

2日目は「三内丸山遺跡」を見てきました。

実はこの旅で一番行ってみたかった場所です。

ここは今から約5,900~4,200年前の縄文時代前期から中期にかけて大規模な集落(ムラ)があった場所。

1992年から始まった発掘調査で発見され、2021年7月には三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。

東京ドーム8個分もの広大な敷地には、かつてあった竪穴式住居や高床式住居などが再現された「縄文のムラ」があります。

竪穴式住居の中へ。日差しが強い日でしたが、中は涼しくて意外と快適。

縄文人はここでどんな会話をしていたんでしょうね。

周りには近代的な建物が見られなくて、まさに縄文時代にタイムスリップです。

かなり大きな竪穴式住居もあります。

ここはめちゃくちゃ広い!ムラの集会場だったのかな?

再現された「大型掘立柱建物」はなんと3階建て。

そのすぐ奥にあるドーム内には実際に発掘された「大型掘立柱建物跡」が見られますよ!

遺跡の入口となる「縄文時遊館」は発掘されたものすごい数の土器や土偶などが展示されています。土偶ってなんか宇宙人ぽいよね。

地下には5,120個の縄文土器のかけらが散りばめられた高さ6mの「縄文ビッグウォール」がありました。

ひと通り展示をみたところで、昼食は館内にある「れすとらん五千年の星」で「発掘プレート」をいただきました。

デザートは「土偶パフェ」!かわいい土偶のクッキーが楽しめます!

青森県立美術館

昼食後は「三内丸山遺跡」から徒歩7分ほどのところにある「青森県立美術館」へ。

アレコホールと呼ばれる大空間には20世紀を代表する画家、シャガールによるバレエ「アレコ」の巨大な背景画が展示されています。

訪問時は青森県出身の世界的な版画家・棟方志功の展示会が開催されていました(9/24で閉幕)。

作品は一部を除いて撮影可(フラッシュNG)でした

棟方志功さんといえば、一心不乱に版木を彫る姿が印象的ですが、こんなに大きな版画をいくつも残しているんですね。

作品にひとつひとつにものすごいエネルギーが詰まっていて、元気をもらえました。

10月からは東京国立近代美術館で展示されるそうです。

生誕120年 棟方志功展(公式サイト)

館内には奈良美智さんの「あおもり犬(けん)」などかわいい作品がいくつもあって、遊び心をくすぐられる楽しい美術館でした。

お宿は今年7月にオープンしたばかりの「天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森」へ。

「ドーミーイン」といえば、朝食がどこもおいしいんですが、こちらの朝食も青森県の名物ばかりが楽しめる料理ばかりで朝からお腹が満腹。

青森のりんごはほんとに美味しいですね。りんごジュースは滞在中ずっと飲んでました。

最上階の温泉のロビーには、北村麻子さんの「紅葉狩り」などの迫力あるねぶたが展示されていました。

ということで「どこかにビューーン!」を利用したはじめての青森旅をお伝えしました。今回行ったスポットは青森駅と新青森駅からかなり近い場所にあるところばかりなので、観光もしやすかったです。

津軽弁はなんかやわらかで耳心地がよくて、お店の人との会話も楽しかった〜!今度は十和田湖や弘前城も行ってみたいな。

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