2017年4月21日(金)からロードショーが始まった映画『美女と野獣』。
ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー役、エマ・ワトソンが主人公のベル役をやることでも話題のこの映画を早速、鑑賞してました。
『美女と野獣」といえば、1991年に製作されたディズニー映画。実はお恥ずかしいことに僕は1回も観てなかったんです(ほんと恥ずかしい)。当時はベルと野獣のダンスシーンの背景が、出始めだったCGを使ったということもあって、3年前に公開された『アナ雪』くらい、かなり話題になっていたのを覚えています。
さて、公開された実写版『美女と野獣」はまさに王道中の王道をいく、ディズニーらしいミュージカル作品に仕上がっています。ベル役のエマ・ワトソンはハリー・ポッターシリーズの中心キャラクターでもあり、なかなかその印象を拭い去るのは難しいかなと思ってましたが、ベルの上品さと賢さをしっかりと表現して素晴らしい俳優に成長したなあというのが正直な感想。歌声も素晴らしかったです。
ちなみにミュージカルといえば、ロングラン中の『ラ・ラ・ランド』でエマ・ストーンが演じたミア役は実は当初、エマ・ワトソンに打診されていたなんて話もあったんですって。しかし、スケジュールの関係からエマ・ワトソンは『美女と野獣』に出演。でも結果的にはそれで正解のような気がしてます。エマ・ストーンもエマ・ワトソンも双方素晴らしいパフォーマンスでしたから!
脇を固める脇役たち(本編のほとんどは骨董品状態ですが)も豪華絢爛!
燭台のルミエールは『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー、古い時計のコグスワースは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでガンダルフを演じたイアン・マッケラン、ポッド夫人はアカデミー賞に5回もノミネートされたエマ・トンプソンと名優たちが脇を固めます。
野獣役は『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のダン・スティーヴンス。野獣はフルCGでしょうが、あのベルとのダンスシーンは全く、違和感なく完璧なまでに美しいシーンがたくさん観られますよ!
翌日、1991年に公開されたアニメ版の『美女と野獣』を動画配信サービスの「U-NEXT」で初めて観たんですが、カット割りや衣装など、アニメ版の原作を忠実に描くことだけじゃなく、ベルの生い立ちについて、さらに理解が深まるエピソードが追加され、大人も子供も楽しめる極上のエンターテイメント作品となってますよ!
昔、アニメ版を観た方も、まだ1回も観たことがない方も是非、このゴールデンウィークに観に行ってみてはいかがでしょうか?次回は4DX版で観ようかな!