お鍋が恋しい季節になってきましたね!東京散歩ぽです。
4年連続でミシュランガイド東京に掲載されている東京駅前のホテル「ホテル龍名館東京」にて薩長同盟150周年を記念して作られた鹿児島(薩摩藩)のしゃぶしゃぶと山口(長州藩)の水炊きを一つの鍋にした「しゃぶ炊き」をメインにしたコース料理と、両藩の地酒の飲み比べを楽しめるイベント「薩長同盟フェア」が2015年11月13日(金)から2016年1月31日(日)まで開催されます。
今回はプレス向け試食会にご招待いただいたのでその模様をお伝えします!
ミシュランガイド東京掲載の「ホテル龍名館東京」
今回の「薩長同盟フェア」が開かれるのはJR東京駅八重洲口から徒歩3分の「ホテル龍名館東京」さん。こちらは今年の1月に僕らが宿泊した「ホテル龍名館お茶の水本店」の同系列ホテルで、ミシュランガイド東京版に4年連続で掲載されている明治39年創業の老舗ホテルです。
早速入ってみましょ。
15階ロビーからは東京駅八重洲口のビル群と東京タワーの綺麗な夜景が見られますよ(^_^)
「花ごよみ東京」へ
↑今回の「薩長同盟フェア」が開催される「ホテル龍名館東京」の和食レストラン「花ごよみ東京」さんも15階のフロアにあります。
↑「花ごよみ東京」さんは落ち着いた和モダンな空間の和食店。夜景を見ながら食事できるテーブル席やカウンター席、個室のお座敷があります。
薩長同盟締結150周年「薩長同盟コース」のお品書き
↑そんな「花ごよみ東京」さんで食べられる「薩長同盟コース」(全6品1人7,000円税込)のお品書きがこちら。
今回の薩長同盟フェアは今年の9月に”信金版・薩長同盟”と報道された鹿児島相互信用金庫と山口萩信用金庫の業務提携により実現しました。
鹿児島・山口両県の食材、地酒をこちら「ホテル龍名館東京」の「花ごよみ東京」さんでいただけるイベントになりますよ。
↑メインは鹿児島産「薩摩黒豚」のしゃぶしゃぶと山口産の地鶏「長州黒かしわ」の水炊きの2通りの鍋料理を同時に味わえる「しゃぶ炊き」です。 ※写真の鍋は3人前です。
こりゃ楽しみ^ – ^
↑さらに薩長同盟の中心人物である維新の志士にちなんだ以下の4種の地酒も同時に楽しめます。
- 長州藩からは木戸孝允の故郷・萩市の日本酒「東洋美人」
- 薩摩藩からは西郷隆盛が愛した芋焼酎「さつま隼人」
- 薩長同盟締結に立ち会った薩摩藩家老の名が付いた薩摩焼酎「小松帯刀」
- 坂本龍馬が生まれた土佐藩から日本酒「南」
薩長同盟コースには食前酒として東洋美人が真っ赤な盃でいただけますよ!
↑コースは全部で6品。それではひとつづつご紹介します!
前菜 三種
↑まずは前菜。
写真右から鯛の潮汁の煮こごり、鹿児島県産のさつまいもの丸十餅、あん肝の味噌漬け。
高杉晋作の好だったというあん肝と鯛の潮汁は透明度の高い煮こごりに鯛は身が厚くてふんわりとした食感!
↑薩摩藩島津家の丸に十の字の家紋に見立てたサツマイモの丸十餅はもっちりとしていて柔らかな甘味が好印象^ – ^
料理長おまかせ三点盛り
↑お造りは築地から仕入れた鹿児島産のカンパチ、宮城産のマグロ、愛媛産の鯛の三点盛り。
鰤大根二色味噌添え
↑鹿児島産の寒ブリを使った鰤大根は照り焼きで登場。
揚げゴボウが載った大根は柚子味噌と柚子胡椒味噌をつけていただきます。
薩摩黒豚と長州黒かしわの濃厚Wスープ「しゃぶ炊き」
↑いよいよメインのしゃぶ炊き!「薩摩黒豚」の豚骨スープと山口産の地鶏「長州黒かしわ」の鶏ガラスープが合わせて約4時間煮込んだWスープは濃厚でありながらくどさを感じさせない極上スープ!
薩長の名産素材が主張しすぎてしまうところに坂本龍馬の故郷、高知県の純米吟醸「南」が仲介役で入ることによって双方の良さを最大限に引き出しています!
まさにお鍋の中で薩長同盟が締結!
↑薩摩黒豚は長野県産のコリコリした新鮮なえのきが巻かれていて、うまか!
↑薬味はネギと大根おろしに山口産の「ゆずきち」という柑橘類をポン酢にしていただきました。サッパリとして次がすぐに食べたくなる(^。^)
↑水炊きは山口県産の地鶏「長州黒かしわ」。
水炊きの鶏肉って身が固くなってしまうのはよくあることですが、こちらの長州黒かしわは臭みは全くない上にとても柔らかくて感動しました(´▽`)これは美味しい!
↑4種の地酒はグラスで600円から650円でいただけます(※右の盃は食前酒)
「東洋美人」と「南」の2種は木戸孝允x坂本龍馬の「同志利き酒セット」として1,000円(税込)で楽しむことができますよ!
食事 焼きおにぎり・中華麺
↑ゆっくりしゃぶ炊きを堪能したら〆のお食事は焼きおにぎりと中華麺をしゃぶ炊きの濃厚スープでいただきましょう!
↑今回の試食会では山口県萩の赤米を加えて炊き上げたご飯で握られた焼きおにぎりにお鍋の濃厚スープをかけてお茶漬けでいただきました!
↑スープでいただく焼きおにぎり茶漬けは最高!
濃厚スープを最後まで余すことなく楽しめます!
デザート
↑最後はデザート。塩バニラアイスと鹿児島産「紅はるか」と「安納こがね」のサツマイモチップスで薩長同盟フェアは終了。
お腹いっぱいでごわす(^。^)
薩長づくしの忘年会・新年会に!
今回は鹿児島県と山口県の名産を堪能できる「薩長同盟コース」をいただきました。「花ごよみ東京」さんからは東京駅前の素敵な夜景が見られましたよ!
150年前は犬猿の仲と呼ばれた薩摩藩と長州藩は薩長同盟を皮切りに、一気に倒幕へと歴史が動きました。時代は移り変わり、鹿児島県と山口県の食材や地酒を江戸幕府のあった東京で食べられる「薩長同盟コース」は新たな地域振興の時代を感じられるコラボイベントではないかと思います。
そんな「薩長同盟フェア」は2015年11月13日(金)から2016年1月31日(日)まで開催されます。
年末の忘年会や新年会で薩長づくしのしゃぶ炊きと地酒の飲み比べなんていいですね!
ホテル龍名館東京 花ごよみ東京
所在地:東京都中央区八重洲1-3-22 八重洲龍名館ビル15F
アクセス:JR東京駅八重洲北口徒歩3分/東京メトロ日本橋駅A3出口より徒歩1分
予約サイト:食べログ