先日、日本橋ふくしま館MIDETTEで行われたブロガーイベント「福島の美味しいものと日本酒ナイト in 日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」に参加してきました。
福島の美味しい食べ物や日本酒をご紹介したいと思います!
日本橋ふくしま館MIDETTE
この日の会場は日本橋にある福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」
「MIDETTE」とは「見てね、見に来てね」という意味のお国言葉(見でって)から来てるんですね(^^ )
昨年のオープン以来、毎日約1000人の方が訪れる人気スポットです。
明るい店内には約2500アイテムの福島の名産品が所狭しと並べてあります。
福島産のフルーツがたくさんあったり(^^ )
酒粕は意外にも人気の売れ行きなんだとか
こちらは会津山塩。
海水ではなく裏磐梯の温泉水を煮詰めた貴重なお塩なんですって。
福島といえば「ままどおる」!
毎月、売り上げ上位に入る人気商品です^^
この日はその「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」で販売されている日本酒を始め、東京にいてもなかなか食べられない幻の食べ物をたくさんいただいてきました!
日本酒王国・ふくしま
まずは日本酒。
福島にはたくさんの酒蔵があります。昨年開かれた全国新種鑑評会では福島県の日本酒25種類が入賞し、そのうち最も品質のいい17種類に金賞が与えられたそうで、金賞受賞数は2年連続日本一を取るほどの日本酒王国なんです。
この日は「日本橋ふくしま館MIDETTE」で販売されている日本酒から甘口、辛口、大吟醸を各3種類いただく事になりました!
甘口3種
甘口は左から四家酒造の「又兵衛ふくみ」、仁井田本家の「百年貴醸酒」、宮泉酒造の「純米にごり酒」の3種類。
「百年貴醸酒」は水のかわりに日本酒を使って仕込むというとても贅沢なお酒。
甘口のこのお酒はすっと喉に広がり、あと味が深い(^^ )
辛口3種
辛口は左から喜多の華酒造の「蔵太鼓」、国権酒造の「山廃純米」、曙酒造の「天明亀の尾純米吟醸」の3種類
「蔵太鼓」は辛口ながらとてもフルーティな口当たり。
辛口のお酒ってこんなに美味しいんだっ!
大吟醸 金賞受賞酒3種類
金賞を受賞した大吟醸は左から金水晶の「大吟醸原酒 五三号」、人気酒造の「人気一大吟醸」、奥の松酒造の「大吟醸雫酒 十八代伊兵衛」。
奥の松酒造の「大吟醸雫原酒十八代伊兵衛」はものすごく芳醇な香り。
大吟醸は初めて飲んだんですけど、ものすごく飲み口が柔らかくて飲みやすかったです(^^ )
これたくさん飲んじゃうな〜
福島県には見学できる酒蔵が約30ほどあるそうです。予約すれば土曜日でも見学できるそうですよ!今度行ってみたいな^_^
福島の美食に酔う
さてここからは「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」で販売されている美味しい食べ物をご紹介します。
まずは福島紅葉漬といか人参せんべいの上に乗せられたクリームチーズ蔵醍醐と生七味。
「紅葉漬け」は紅シャケを糀に漬けて熟成発酵させた福島の保存食。
糀の香りで鮭の味わいが倍増してて美味しい。これはお酒が進みます(^^ )
矢大臣うどん
いわき市の最高峰、矢大臣山の名がついたその名も「矢大臣うどん」は宇佐見小麦100%を全粒粉にして作られているので一見するとお蕎麦の様な色合いです。
この日は稲庭うどんとの食べ比べだったんですが、矢大臣うどんは稲庭うどんよりもつるつるもっちりとコシが強くて美味しかったです(^^ )
そんな「矢大臣うどん」をこの日の料理を監修した味噌ソムリエのkeikoさん(写真右)がアレンジしてます。
なにが出てくるのかな?
矢大臣うどんのカルボナーラ
なんと矢大臣うどんをカルボナーラにアレンジして「矢大臣うどんのカルボナーラ」に変身!
うどんをカルボナーラにするって発想がなかったもんでこれには驚きました!最初に食べたクリームチーズの味噌漬けを和えて紅葉漬けがトッピング!
濃厚なクリームチーズの味噌漬けと矢大臣うどんの相性がばっちり!紅葉漬けがいいアクセントになってます^o^
矢大臣うどんは冷やしても温かくしても美味しさは変わらないのでいろんなバリエーションで楽しめそう
- 矢大臣うどんと福島の発酵食品で「かんたんカルボナーラ」 | 福島美味ブログ
金子牧場のチーズ
こちらは南会津郡にある金子牧場で作られたモッツァレラチーズとカッテージチーズとちぢみほうれん草の和え物。
金子牧場さんでは全国でも珍しいジャージー牛を飼育していてその牛乳からチーズやヨーグルトを作っているそうです。
キジの味噌焼き
こちらはなんとキジの肉を3日間味噌漬けにしてフライパンで焼いたもの!
福島には日本きじ牧場というキジの飼育場があり、そこで1000羽ほとキジが飼育されてるそうなんです。
初めてキジ肉を食べましたが臭みやクセもなくてこれまた美味しい!
けんちんうどん
最後に出てきたのは田舎のおかあさんの味を再現したというけんちん汁。
ゴボウ、人参、長ねぎを煮込んだけんちん汁はいい香りがします。
ゴボウの旨味がしっかり出てどこか懐かしいけんちん汁でした。
これ毎日食べたいなあ〜。
先に紹介した福島の日本酒と一緒にいただいたんですが、どれもお酒と合う食べ物ばかりでした!
まとめ
今回のイベントに参加して福島の食文化の幅の広さにびっくりしました。東京には全国各地から多くの食べ物が集まりますが、まだまだ知られてない食材やお酒があるんですね。
ここ日本橋のアンテナショップでは「今の福島」の食文化を知ることができます。そしてそれを伝えたい人がいます。
もし日本橋に買い物に来たら是非立ち寄って見てください。きっと新たな発見がありますよ!
midette.com
【営業時間】
平日 11:00〜20:00、土日祝日 11:00〜18:00
【休館日】
12月31日、1月1日