「綾鷹」の美味しさの秘密は合組にありっ!上林春松本店の茶師の技を体験してきた

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にごりのある緑茶飲料「綾鷹」。今回、3月17日に明治記念館で開催された日本コカ・コーラ株式会社主催の「綾鷹茶会」ブロガーイベントに参加してきました。

創業450年の老舗、上林春松本店の茶師の技を体験してきました。3月21日からは「綾鷹茶会」が全国でも開催されるそうですよ!

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「綾鷹」と言えば2007年に登場した「にごり」のある緑茶飲料として人気ですよね。それまでになかった急須で入れたような「にごり」のある緑茶飲料が登場したときは本当に驚きました。

今回の「綾鷹茶会」イベントには緑茶飲料「綾鷹」の生みの親、京都宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の代表、上林秀敏さんが直々に「合組(ごうぐみ)」と呼ばれるお茶のブレンドを実際に実演。僕も体験してきました。これがなかなか至難の技です。

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3月17日にペットボトルの形がモデルチェンジした「綾鷹」。

ボトルの下の部分が少し細くなり、女性でもかなり持ちやすくなりました。

それでいて内容量25ml増の525mlになって新登場です。

上林秀敏さん

こちらが上林春松本店の代表、上林秀敏さん。室町時代に創業した上林春松本店は上林さんでなんと14代目だとか。歴史があるなあ。

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合組体験をやってみた

今回実際に合組(ごうぐみ)と呼ばれるお茶のブレンドを参加者全員で体験してみました!
まず、テーブルに並べられたのは5種類の茶葉。「拝見」と呼ばれるプロセスで見た目も異なるこちらの茶葉をまずは手でガッとわしづかみにして鼻に近づけ香りを嗅ぎます。

まだ茶葉の状態だとそこまで香りが強くないのでこれがなかなか難しい。

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次に5種類の茶葉を1種類づつお茶碗の上の茶こしに乗せてたっぷりお湯を注ぎます。

茶碗の中で茶葉の花がわっと広がり、綺麗な葉の姿に戻っていきますよ!

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お茶をしっかり出して5種類のお茶をテイスティング。

香りが芳醇なお茶、まろやかな優しいお茶、口にした瞬間「濃い!」と思うお茶。5種類とも全然性格に違うお茶でした。

この5種類を自分の感覚で好きな配合にブレンドしていきます!この配合を考えるのが楽しい(^^ )

上林さんからは出されたテーマは「春」でした。

冬が終わって新たな新芽の季節。香りが芳醇なお茶を少し多めにしてみよう。

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各グループの1名づつの茶葉の配合を上林さんがじきじき合組してくださいました。今回僕のは選ばれなかったけどどんなお茶ができるのか楽しみ(^^ )

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茶葉をしっかりと配合して合組する姿はまさに茶師!

上林さんは新茶の季節、毎日のように1人で茶葉の選定、拝見、合組を日々繰り返しているそうですよ。

ワインはその年で味の出来が変わってしまいますが、お茶にもそれは言えるそうです。しかしお客さんから「味が変わった」思われてはダメなのだとか。その年のいろんな茶葉を駆使し合組していつでも同じ味を出すことが大事なんだそうです。それを450年守ってきたって凄すぎる。

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さあ、合組してもらった茶葉をお茶だししますよ〜

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美味しいお茶のいれ方

美味しいお茶の淹れ方も教えてもらいました。
まずはお湯を「湯冷まし」と呼ばれる器に七分目ほど注いでお湯を少し冷まします。

80℃くらいになったら適温。茶葉を急須に入れて「湯冷まし」からお湯を注ぎましょう。
お茶が早く出るよう急須をクルクル回さず、じっと待つのがいいそうですよ。

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1分から1分30秒くらいしたら茶碗へ少しづつ注いでいきます。
お茶の最後の一滴は「芳醇の一滴」と呼ばれるくらい旨味が凝縮された一番美味しいお茶が出るそうですよ(^^ )

こちらの動画では上林さんが美味しいお茶の淹れ方を教えてくれます!

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手前が上林さんご自身が合組したお茶。奥が参加者の方のお茶。どちらも香りが豊かで喉越しが爽やかでした。
このお茶飲みながら桜の下で団子食べたら最高だろうな!

日本コカ・コーラの緑茶飲料「綾鷹」も毎年、この合組のプロセスを経て「茶葉認定式」で認められた茶葉のみしか使ってないということは今回初めて知りました。

「伝統」と「革新」を重んじる上林春松本店。「変わらないものを作る」新たな挑戦は毎年続いています。

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