こんにちは、東京散歩ぽです!
前回の記事では「大阪・関西万博」の当日登録や効率的な回り方などのTipsをご紹介しました。
今回は実際に足を運んで印象に残ったパビリオンやグルメスポットなど、注目の見どころをご紹介します。
目次
おすすめはシグネチャーパビリオン
null²
多くの海外パビリオンが軒を連ねる中で、特におすすめしたいのが、日本を代表する8人のクリエイターが手がけた「シグネチャーパビリオン」です。中でも印象深かった4つをご紹介します。
メディアアーティストの落合陽一さんプロデュースの「null²」の建物は独特な形状をしていて、音に合わせて壁面がボコボコとまるで波を打っているかのよう。午前の早い時間に行ってみると、10分間の「インスタレーションモード」にすぐ入れました。
「null²」のインスタレーションは四方を鏡に囲まれたショーケースを外側から見学出来ます。
中には『2001年宇宙の旅』に出てくるモノリスを彷彿させる立方体が回転し、その上にはさらに立方体が。インタラクティブな光と音の演出が、非日常的な世界観を生み出しています。
体験時間30〜60分の「ダイアログモード」はかなりの人気で事前予約がおすすめですが、当日予約枠も開放されています。
大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」│ Expo 2025 Osaka, Kansai Signature Pavilion “null²”
いのち動的平衡館
こちらは生物学者の福岡伸一さんプロデュースの「いのち動的平衡館」。
館内に入ると絶え間なく動きながらバランスを取る「動的平衡」を立体LEDによる光のインスタレーションで見ることが出来ました。
その後、福岡伸一さんが映像で登場して「動的平衡」について詳しく説明してくださいます。
いのちの遊び場 クラゲ館
ジャズピアニストで数学研究者・中島さち子さんが手がけた「いのちの遊び場 クラゲ館」は、STEAM教育の視点を取り入れた体験型パビリオンです。
こちらには3つのエリアがあって、階段状の「プレイマウンテン」と「いのちのゆらぎ場」 は予約なしで楽しめます。夜はライトアップして幻想的な光景が楽しめそう!
予約が必要な「いのちの根っこ」は360度ぐるりと囲むスクリーンンに世界各国の祭りや郷土芸能が映し出され、生バンドの演奏でみんな一緒に踊るクラゲシアター。みんなでひたすら楽しく踊れるまさに“体験するアート”でした。
いのちの遊び場 クラゲ館 – 2025年日本国際博覧会テーマ事業 「いのちを高める」
いのちの未来
最後はロボット工学の第一人者、石黒浩さんプロデュースの「いのちの未来」。
50年後の2075年の未来社会を体感できるパビリオンです。
50年後の世界では、人間の記憶や性格を継承したアンドロイドが共に社会で暮らしており、マツコ・デラックスさんのアンドロイドがテレビ番組に登場している未来の様子も。
さらに1000年後の未来の人類の姿も。

詳しい説明はなかったですが、1000年後にもなると人類とロボットの境界線は曖昧になり、自分がなりたい姿=アバターに自分が入って、活動することもできそう。
シグネチャーパビリオンは「命」について改めて考えさせられるものばかりでした。
日本館
大阪・関西万博の中でも最大級のスケールを誇る「日本館」は、「循環」をテーマにした展示が特徴です。

藻類の光合成を活用した「フォトバイオリアクター」や、生ゴミをエネルギーに変換するバイオガスプラントの仕組みを実際に見ることができ、環境への配慮と未来技術の融合を体感できます。

また、ドラえもんによる解説漫画や、ハローキティが藻類の姿に扮したフォトスポットなどの展示も人気でした。
ちなみに世界最大級の「火星の石」は、写真撮影できるゾーンと、見るだけのゾーンで列が分かれていました。(※今回は時間の都合で見るだけ)
海外パビリオン
フランス館
海外パビリオンはどこも大混雑でしたが、「フランス館」は午前中に運よく入場できました。
シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトンなど、フランス発祥の名だたるブランドが協力して美の文化を表現した空間は圧巻の一言です。
各パビリオンには、公式スタンプが設置してあり大人気のコンテンツ!事前に「大阪・関西万博 公式スタンプパスポート」を用意しておきましょう。
万博グルメ
フランス館のブーランジェリー
ちなみにフランス館の入口にはブランジェリーが併設(※待ち列はパビリオンと別)していて、
クロワッサンやカヌレ、万博限定のパンなどもたくさん販売していました。(クロワッサンがおいしかった!)
ミャクミャク焼きトッピングのソフトクリーム
会場内はグルメスポットが数多ありますが、中でも西ゲート近くの「らぽっぽ KANSAIマルシェ店」では、ミャクミャクの形をした「ミャクミャク焼き(8個960円税込〜)」が人気。さらに「おいもソフトクリーム(600円税込)」に「ミャクミャク焼き(+120円税込)」をトッピングしたソフトクリームも破壊力満点のかわいさ。
「ミャクミャク焼き」はプレーン、カスタード、五郎島金時、チョコの4種類あり、どれもふわふわでおいしかったです!
大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~
今回は「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」を事前予約して、指定席で大阪グルメを堪能しました。
入口には、ねぶた祭最高賞「ねぶた大賞」を受賞した、巨大ねぶた作品「鬼子母神」がお出迎えしてくれます。
通常は立ち席(無料)ですが、1人550円で予約すると、50分間指定席に座って食事できます。(さらに無料の水のペットボトルとスイートポテトのお菓子が付いてきました)
店内には13店舗が出店していて、ここだけでも大阪グルメを十分堪能できます。
- 【たこ焼】 たこ家道頓堀くくる
- 【おいもスイーツ】 らぽっぽファーム
- 【タイ料理】 クンテープ
- 【串かつ】 大阪新世界元祖串かつだるま
- 【焼肉】 黒毛和牛一頭買い焼肉道頓堀みつる
- 【とんかつ】 豚かつ牛かつくれおーる
- 【らーめん】 どうとんぼり神座
- 【ねぎ焼】 ねぎ焼やまもと
- 【鉄板焼き】 道頓堀 鉄板ステーキ豊島家
- 【炒飯・餃子】 大阪王将
- 【寿司】 大起水産回転寿司
- 【ベーカリー】 世界で1番おいしいパン屋さん ~知らんけど~
- 【イベント】 2週間単位のイベント
今回は入りませんでしたが、コカ・コーラとロイヤルホストを手掛けるロイヤルが手掛ける「ラウンジ&ダイニング」は海を見ながらビュッフェを楽しめそうです。
ちょっとお値段は貼りますが、ゆっくりできそう!
【公式】ラウンジ&ダイニング | EXPO2025:大阪・関西万博
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」はパビリオンの中には入らなかったものの、約17メートルの実物大ガンダムは圧巻!
万博後はどうするんでしょう?どこかに残してほしいですね。
大屋根リングは上も下も楽しい
最後は最大の見どころ、万博のシンボル「大屋根リング」へ。
高さ20m、全周は約2kmととてつもない、規模の木造建築です。
大屋根リングの上には至るところに草花が植えられています。一部を歩きましたが、蚊柱に遭遇することはありませんでした。
大屋根リングから見る各パビリオンの光景を見られるのも今だけですね。
大屋根リングの下は風も抜けて涼しくて快適なんですよ。各所にベンチ、自販機、キッチンカー、ゴミ箱も設置されていて、空き時間はほとんどここで過ごしてました。
世界の”いま”が分かる大阪・関西万博
大阪・関西万博は、シグネチャーパビリオンや海外のパビリオンを中心に、未来の技術や課題など、世界の”いま”を映し出していました。
海外のパビリオンはもっといろいろと見てみたかった!できればまた行きたいですね。
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