【熊本】世界遺産に登録された万田坑に行ってみた

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世界遺産って意外と知らないところで登録されてたりするもんなんですね。こんにちは、宮(@PEN_PEN_)です。

最近だと富岡製糸場とか富士山が世界遺産に登録されたのが記憶に新しいですが、熊本県荒尾市にある三井三池炭鉱のひとつである万田坑(まんだこう)も世界遺産になってたんですよね。正確には世界文化遺産って言うらしいんですけど。

しかも今年の7月になったばかり。いやー全然知らなかった。

まず、三井三池炭鉱とは熊本県と福岡県を跨いで存在する複数の坑口から成るとても大きな炭鉱で、元を辿ると江戸時代以前に石炭が発見されたと言われるとても歴史のある炭鉱です。

で、万田坑はそのうちのひとつで熊本県荒尾市にあります。福岡県との県境なんですけどね。むしろ敷地の一部が福岡県なんですけどね。

今回登録された世界文化遺産の内容としては宮原(みやのはら)坑や万田坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡が含まれているのですが、今回は万田坑についての紹介をしたいと思います。

万田坑ステーションでジオラマ見てたら斎藤一がいた

万田坑は万田坑ステーションと万田坑(有料区域)に分かれています。

まずは万田坑ステーションに立ち寄ってみましょう。

IMG_2145

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世界遺産に登録されたのもあってか到着した時にちょうど団体客と出くわしました。

今年の12月27日までは土曜、日曜、祝日に限り無料のシャトルバスも運行してるみたいですね。

[参考]無料シャトルバス運行表

来年以降は運行するのかな??

万田坑ステーションの入口に行くと大きな垂れ幕が。

万田坑世界遺産

そもそも世界文化遺産になったって情報はこれを見て知ったんですけどね。

まずは入口の横に券売機があるので入坑券を買いましょう。大人410円です。

入場券って響きよりテンション上がりますね、入坑券って言葉。

せっかくなので万田坑ステーションの中でも見てみますか。

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当時の万田坑を模したミニチュアのジオラマがどかんと置かれてます。

竪坑の櫓ミニチュア

ミニチュアの中でも一際目立つ金属製のデカい建築物。

当時からバンジージャンプが行われてたんですかね。

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左奥に一人だけ仲間はずれがいたりとか。

いじめ問題が深刻だったみたいですね。

ここにあるものが実際にどれだけ残されているのかすごい気になるなぁ。

ジオラマの脇には炭鉱電車のミニチュアや当時の服を着せたマネキンや炭鉱で使われる作業道具などの展示がされていました。

この部屋の奥には当時の写真がたくさん展示されていました。

写真は個人のものらしく、そこだけ撮影を控えてくれれば他は撮影していいとの事だったんだけど、なにしろこの写真がすごかった。炭鉱の中で作業している人の姿や、炭鉱周辺にあった炭鉱住宅など当時の貴重な写真がたくさんありましたよ。

これは是非とも直接見てもらいたいですね。

そうそう、お土産売り場にさりげなく置かれてた衣装があったんですけどね。

 江口洋介の衣装

江口洋介さんの着用した斎藤一の衣装見つけちゃった。

映画「るろうに剣心 京都大火編」でここ万田坑が撮影に使われてるんですよね。

冒頭の暗いトンネルみたいなシーン、あそこが万田坑ですね。

まさか炭鉱に来て斎藤一の名前を見るとはね。

万田坑に入って過去にタイムスリップ

入坑券を握りしめて万田坑ステーションを出て少し歩くと左手に大きな池が。

沈殿池

沈殿池と呼ばれるもので、坑内から出た水を一時的に溜めて不純物を沈殿させてから川に流してたらしい。わかりやすい名前だ。

当時から環境汚染について考えられてたのかどうかはわからないですけど。

沈殿池を過ぎるとその先にレンガ造りの建物が見えてきましたよ。

レンガ造りとやぐら

ここが万田坑かー。一気にテンション上がるわ。

万田坑案内図

かなり見どころありそうな感じ。

万田坑の入口で入坑券を見せて中に入りますよー。

中に入るとスタッフの方が何人もいるんですよ。まるでドラクエの村人のようにぞろぞろと。

で、スタッフの方が無料で定期的に場内の案内もしてくれるらしくお誘いされたんですけどね、あっさりと断りましたよね。なにしろゆっくりと写真撮りたかったので。

でもね、結果から言うと案内してもらったらよかったなと。一通り案内してもらってからその後にゆっくりと写真撮ることも出来るからね。

と言うことで今回は案内してもらわずにぶらぶらしながら歩き回ったんですけどまず目に入ってきたのがこれ。

山の神

山の神とか言う神聖な場所っぽいやつ。これ万田坑ステーションでアップで撮ったやつだね。

炭鉱に入る前にみんなここで安全を祈るのが毎日の日課だったそうです。安全祈願大事。

竪坑のやぐら

離れたところから見てても明らかに目立ってた万田坑のシンボルとも言える竪坑の櫓(やぐら)は近くで見たらやっぱり大迫力!隣接する巻揚機から伸びるワイヤーを櫓の下に掘られた竪坑と呼ばれるトンネルのような穴に吊るして人や資材を運んでいたそうですよ。

トンネル〉

櫓の下にも行けるんだけど入り口はこんな感じ。

湿ったレンガ

湿ったレンガと薄っすら見える緑が雰囲気ありますね。

奥に行くと竪坑があります。

安全のために埋められてるんですけどね。残念ですね。穴見たかったなー。

と思ってたけど・・・

深さ264mの案内板

ふ、深さ264m・・・これは確かに埋めないと危ないわ(ー ー;)

(274m)ってのもちょっと気になるんですけどなんなんですかね。

敷地内を歩いてると建物以外にも面白そうな場所がいろいろありましたよ。

電球

電球とか

ワイヤー

ワイヤーとか

穴の空いたパイプ

穴の空いたパイプとか

金属の箱

「大五郎〜!」「ちゃ〜んっ!!」って聞こえてきそうな箱とか。金属製だけど。
レンガの建物とやぐら

うーん、どこにいても櫓が存在感あるな・・・

職場

右奥に見える半分木造の建物は「職場」と呼ばれていて機械の修理や工具の製作を行っていたらしいです。それにしても「職場」って表現はザックリしすぎじゃないかと・・・

職場の中1 職場の中2

職場の中は工具や機械類がたくさん。DIYが捗りますね。

最後は建物の中から外を見渡せる巻揚機室に行きましょう。

巻揚機室表示

さっき外に万田坑のシンボルである竪坑の櫓があったけど、その櫓に繋がるワイヤーを上げたり下げたりする動力を伝えていた巻揚機がここにあります。

ヘルメット

ここはちょっと狭いのでヘルメットを被ることになってます。

ヘルメット着用のお願い

ここまで言われたらしゃあないな。

ヘルメット被ったらそのまま目の前にある急な階段を上ります。結構危険、ヘルメットあってよかった。ありがとうヘルメットさん。

ワイヤー

登ると大きなワイヤーが!ちょっと荒ぶるおじさんも写ってますね。

そうそう、ここの建物はおじさんが一通り説明してくれます。イヤでも説明してきます。でも時々言ってることがわからないことがあります。方言とか言うやつですね。

言ってることわからない度 ★★☆☆☆

話を聞いてて、わからないときはとりあえず笑顔で頷いとけば話は進みます。

でもおじさんはとても優しくていろいろ話してくれました。

エンジン仕様

巻揚機のエンジン仕様が書いてあるけど縦書きと横書きが混在してて読みにくいやつ。

2階からの景色

外を見ると奥にコンクリートで出来てるような建物が。あれは第一竪坑らしい。

実は最初に見た櫓のある竪坑は第二竪坑。第二竪坑は穴が埋められてるけど第一竪坑は穴がそのまま残ってるらしい。その代わり入り口が塞がれてるみたいだけど。

巻揚機室はそれほど広くはないけど当時の機械を思った以上に近くで見る事が出来るからオススメです。

まとめ

こんな感じで過去にタイムスリップした気分を味わえる世界文化遺産の万田坑。

今なら良くも悪くもまだ観光地の穴場としてゆっくり見ることが出来るんじゃないかと思うので、熊本や福岡の方に行く事があれば是非寄ってみてはいかがですか?

写真と文:宮(@PEN_PEN_)

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