リーアム・ニーソンを初めて知ったのは「シンドラーのリスト」でした。東京散歩ぽです。
2015年5月16日(土)に公開されるリーアム・ニーソン最新作「ラン・オールナイト」の試写会に行ってきました。
激しいアクション満載の「ラン・オールナイト」の見どころをお伝えします。
ある殺し屋の一夜の逃走劇
今回は先日参加した柳下修平さんの映画オフ会「映画ファンの集い」のプレゼントで同オフ会の単独試写会に行ってきました。
リーアム・ニーソン、渋くて真摯な眼差しとスマートな演技で大好きな俳優さんですが今回紹介する「ラン・オールナイト」では殺し屋ジミーを演じます。
あらすじはリーアム・ニーソン扮するジミーがひょんなことから長年の付き合いのNYを牛耳るマフィアのボス(エド・ハリス)の一人息子を殺してしまい、ジミー(リーアム・ニーソン)の息子マイク(ジョエル・キナマン)共々、マフィアから命を狙われるという一夜の逃走劇です。
舞台はニューヨークなんですが、警官もマフィアのボスのショーン(エド・ハリス)に買収されててもういたる所に敵、敵、敵ばかりの中、カタギの自分の息子と逃走劇を繰り広げるわけですが、その息子とも長年の確執がありまして(そりゃそうだ)「お前だけは絶対守る!」という父に「いいよもう、顔出すやな!」と父子ですったもんだある間にもヒットマンが次々現れて2人の命を狙ってきます。
御年62歳のリーアム・ニーソンのアクション!
ハリソン・フォード主演「逃亡者」に代表されるように逃走劇って見てる自分も追われてるようで本当にドキドキするんですよね。BGMもドアを激しくノックするようなサラウンドが耳に響きます。カーチェイスはあるわ、ヘリコプターに追われるわと逃走劇の定番は抑えつつ御年62歳のリーアム・ニーソンが激しく暴れまくっててこれがめちゃくちゃ強いです。強すぎて….もうその辺でいいんじゃない?って言いたくなります。
マフィアのボス、ショーンにはエド・ハリス。リーアム・ニーソン共々渋くていい声なんですよね。容赦なく2人を追い詰めるエド・ハリスとリーアム・ニーソンの共演はこの映画の見どころのひとつでしょう。
気になるのは崩れていた父子関係の行方。殺し屋でも自分の子供にだけは真っ当な人生を送ってもらいたいという普遍的な父の思いに思わずグッときてしまいます。
114分の「長い夜」
上映時間は114分。テンポも早く、カット割りも細かいため思ったよりも時間が長く感じます。映画が長いというわけではなく絶体絶命の中、果たして父子が無事にこの「長い夜」を逃げ切れるのか?そのドキドキ感が映画で追体験できますよ!ラストのエンドロールが流れるまで気が抜けないリーアム・ニーソン主演最新作「ラン・オールナイト」は2015年5月16日(土)ロードショーです!