名画座さんぽ「早稲田松竹」

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早稲田大学に程近い名画座「早稲田松竹」で映画を見て来ました。
60年以上続く老舗映画館は早大生を中心に親しまれている名画座です。

11年前には休館の危機も

JR山手線・西武新宿線高田馬場駅から徒歩5分、駅と早稲田大学を結ぶ早稲田通り沿いに「早稲田松竹」は位置します。とても綺麗な外観。実は11年前に一度休館の危機がありました。その時は早稲田大学の学生を中心に活動したこともあってこの危機を回避したとか。学生や地元の人たちにとても愛されている映画館なんですね^^

名画座って狭くて汚れたりというイメージでしたが、こちらは7年前に改装。昨年末には館内内装工事を済ませたとあって、とても清潔で綺麗な映画館でした。座席も153席あって意外とゆったりしてました^^

「早稲田松竹」は時勢にとらわれず古い作品から新しい作品まで2本立てで上映しています。この日はブライアン・デ・パルマ監督の「キャリー」とヒッチコック監督の「鳥」を上映していました。

夫婦共々ビビリなので「キャリー」は見ず、ヒッチコックの「鳥」を見ることにしました。1本見ても2本見ても大人1,300円です。

ある日、何の理由もなしに、鳥たちが人間を襲い始めた……。たった一つのシチュエーションをもとにあらゆる恐怖を引き出した、ヒッチコックのサスペンス・ドラマの傑作。一羽のカモメに額を傷つけられる予兆から、群れをなして襲い来るラストまで、恐怖映画のお手本のような演出が素晴らしい。93年にTVムービーで続編「新・鳥」が製作された。(allcinema ONLINE 解説より)

今年3本目の映画はおそらく十数年ぶりに見た、言わずと知れたヒッチコックの傑作です。しかし前半のドラマ部分はほとんど忘れていました。それほど後半のシーンが印象的だったのでしょう。とにかく鳥が大群で襲ってきます。小説では理由があったそうですが映画では特に理由がありません。理由がない怖さはヒッチコック映画の真骨頂ですよね。計り知れない恐怖が漂います。

昔は気づかなかったんですが、この映画はBGMがありません。BGMはなくても鳴き声と羽ばたく音で鳥の存在感は十二分に引き出さえています。やはり映画館で見ると迫力が違いますね。何度おしりが浮きそうになったかわかりません^^;

4月にはヒッチコックの映画がロードショーされますね。ヒッチコック役はなんと「羊達の沈黙」のアンソニー・ホプキンス!ただでさえミステリアスなヒッチコックをアンソニー・ホプキンスがあの眼差しで演じたら、ほんとに凍りつきそう^^;

映画「ヒッチコック」公式サイト || 4月5日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー

 

 

 

早稲田松竹は今後も楽しみなラインナップが目白押し。やっぱり映画は映画館で見るのが1番ですね.

また見たい映画やってたら見に行ってみよっと(^^ )

早稲田松竹 official web site


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