待つのが苦手です、東京散歩ぽです。
僕はいろんなグルメスポットに食べに行きます。人気のお店の前にはウェイティングボードが置いてあって、そこに名前を書いて順番が来るまで待つなんてことは、皆さん一度は経験されたことがあるでしょう。
あと何組待ちなのかは分かっても、あと何分待つのかなんて、その場にいないと分からないし、せっかくのお出かけなのに、長時間待つのはもったいないですよね。
とはいえ、大型店などで使用されている順番管理システムを導入しようとすると、初期費用だけで数十万単位のお金がかかってしまいますし、ローカルサーバー、配線、プリンターなど導入機器も多いので、メンテナンス料もバカになりません。街の小規模店舗がこうしたシステムを導入するのは躊躇してしまうでしょう。
iPad・iPhoneがあれば月額5,980円(税別)で利用できる順番待ちシステム「myJunban(マイジュンバン)」
そこで今回、ご紹介するのはWi-Fiに繋がったiPadやiPhone、iPod Touch(iOS9以上)さえあれば、初期費用なしの月額5,980円(税別)という低コストで手軽に利用できる順番待ちシステム、その名も「myJunban(マイジュンバン)」。
myJunban(マイジュンバン)で受付してみた
今回は渋谷区神泉で順番待ちシステム「myJunban(マイジュンバン)」を正式導入した、ヘアカット専門店「Breath」さんにお邪魔して実際に受付の体験をしてみました。
神泉駅からすぐの所にあるこちらのお店は会社帰りのサラリーマンが多く利用するヘアカット専門店。以前はこちらの席で来た順番に右側に詰めて順番に待っていたそうですが、後から来たお客さんが好きな椅子に座ってしまって順番が分からなくなってしまったことも多々あったとか。
お店のご主人が以前から順番待ちシステムを使ってみたいといろいろ検討していたところインターネットで「myJunban(マイジュンバン)」のことを知って早速、30日間の無料トライアルで試験導入。先ごろ正式に導入を決めました。
現在では先頭のお客さんが座る椅子の付近に受付用のiPadが設置されています。発券機を必要としないので、
シンプルなUIで操作がカンタン
「myJunban(マイジュンバン)」のUI(ユーザーインタフェース)はとてもシンプル。
現在の待ち組数と待ち時間を大きく表示します。
基本操作は「受け付けスタート」をタップして、
自分の名前を入力すれば、受付完了!
こちらのお店ではお客さんの名前と順番が分かればOKということで、かなりシンプルに利用されています。
自動音声電話による呼び出しも可能
もし待ち時間が長い場合は希望に応じて電話番号を入力すれば、お店から自動音声電話による呼び出しも可能!
待ってる間は別の用事を済ませたり、家が近ければ一旦帰ったりと時間を有効に使えていいですね!
スッキリ分かりやすい管理画面
こちらはお店の人が見る管理画面。スッキリとした画面表示でとても見やすいです。
レスポンスも良く、サクサクと操作できます。
こちらの管理画面では、
- 待ち人数
- 現在の待ち時間
- 呼び出し人数
- オンライン受付数
の数がひと目で分かり、それぞれのお客さんが受付してから何分待ちなのかも表示されます。
人数別、禁煙席・喫煙席など条件別にソートして表示することも出来ます。
お店の人は「myJunban(マイジュンバン)」のアプリを入れたiPhoneで現在の順番待ちを確認。
順番の情報はWi-Fiを通じてリアルタイムで同期します。同時に複数のiPhoneやiPadにも接続可能なので、スタッフの多い大きなお店なら数名に端末を持たせることも可能です。複数台繋げても料金はそのまま月額5,980円(税別)というところがすごいですね。
電話で呼び出したいお客さんの場合はこちらの「呼出ボタン」をタップすれば、外出中のお客さんに自動音声(またはショートメッセージ)でまもなく順番が回ることをお知らせします。(※毎月100 回分の呼び出し電話(自動音声)が無料、101回目以降は1コール20円(税別)かかります。)
呼出しが完了すれば「呼出し済み」の青いアイコン、呼出し電話に出なかったら「不在」の赤いアイコンで表示されます。
「呼出し済み」の青いアイコンには呼出し後、何分経過したか分数が表示されます。時間がかかり過ぎていたら電話を再送したり、順番を入れ替えて後ろの人を先に案内することもカンタンです。
メッセージは録音した音声ファイル(MP3)やテキストの読み上げにも対応していて、順番が繰り上がった時点で自動的に電話呼び出しする設定にすることも可能です。
お店のホームページでも順番待ち数を確認・受付できる
受付時にプリンターなどで受付表は発券しませんが、お店のホームページにアクセスすれば、リアルタイムの待ち人数を表示させることも出来ます。(お店のHP内に「myJunban(マイジュンバン)」のウィジェットを貼り付けると表示します)行く前に待ち人数を確認して、もし少なければ、今すぐ行くなんてことも出来そうよね。
オンライン受付もできます
またホームページにオンライン受付ボタンを設置すれば、携帯電話やパソコンから順番待ちの受付を入れることもできます。
さらに一度、受付して外出した際、別の予定が入ってしまった場合は携帯とオンラインを通じてお店にキャンセルを伝えることもできます。
お店のご主人、寺田さんは「お店の外からも何人待ちなのか分かるのと、お客さまの名前が分かるので、とても便利。初期投資が必要なく、運用コストも抑えられるのもいいですね。」と「myJunban(マイジュンバン)」導入の感想を語りました。
こちらのカット専門店以外にもレストラン、ヘアサロン、マッサージサロン、クリニック、接骨院、動物病院など様々なお店で「myJunban(マイジュンバン)」が活躍しています。
とあるクリニックでは院内と同時に店の外にもディスプレイを設置して、入らなくても現在の待ち状況をひと目で分かるようにしたそうです。
受付内容を自由にカスタマイズ
お店の業態によって、様々な項目を自由にカスタマイズ(追加・削除)することができます。
例えばレストランなら
- 来店人数
- タバコ(禁煙・喫煙・どちらでも)
- 希望の席(テーブル・カウンター・どちらでも)
などは必須項目でしょう。
ヘアサロンなどはご指名の美容師さんの名前を選ぶなんて項目をつけることもできます。
利用レポートでお客さんの流れを分析できる
「myJunban(マイジュンバン)」で受付登録した情報は1週間単位で利用レポートを確認でき、CSVでダウンロードできます。
何曜日の何時から何時までがお客さんの数がどれくらいいるのか。平均で何分の待ち時間があるのかなどが分かるので、独自に分析してお客さんの流れを把握すれば、多い時間帯にはパートさんやアルバイトを増やすなどの対策が打てて、売り上げUPも期待できそうですよね!
まとめ 待ち時間を最適化する「myJunban(マイジュンバン)」
「myJunban(マイジュンバン)」を利用すれば、待ち時間という壁を極限まで低くできるので、お店側は機会損失の縮小、お客さんは待ち時間を有効に使えるので、売り上げ・リピーター率のUP、街の活性化にも繋がりそう。
開発に1年以上かけ、テストも念入りにやってきたということもあり、信頼性も十分。
まずは30日間の無料トライアルで、利用してみてはいかがでしょう?