【八景島・金沢漁港】昆布の養殖で脱温暖化に取り組む「横浜ブルーカーボン事業」

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八景島・金沢漁港、ブルーカーボン事業の一環でコンブを養殖

こんにちは!東京散歩ぽです。

ワカメや昆布を養殖して地産地消とC02(二酸化炭素)の削減を推進し、横浜市から表彰を受けた海洋資源を活用した新たな脱温暖化プロジェクト『横浜ブルーカーボン事業』の活動を取材してきました。

横浜ブルーカーボンとは?

横浜ブルーカーボン事業

海洋に生息する生き物によって吸収・捕捉される炭素を「ブルーカーボン」と呼ばれています。

平成23年度から取り組みが始まった『横浜ブルーカーボン』は「ブルーカーボン」に加え、海洋におけるエネルギー等の活利用「ブルーリソース」と一体化し脱温暖化に向けた取り組みと海辺環境の魅力を向上させることで「親しみやすい海づくり」を目標に掲げるプロジェクトです。

金沢漁港へ

八景島・金沢漁港、ブルーカーボン事業の一環でコンブを養殖

こちらの横浜市金沢区にある金沢漁港では水温の低い冬場、八景島シーパラダイス付近の漁場にて11月から昆布の種付けを開始し、3月に収穫の最盛期を迎えます。養殖場へは小さな船が約10艘で収穫します。

八景島・金沢漁港、ブルーカーボン事業の一環でコンブを養殖

すくすくと成長した昆布の長さはおよそ3〜4mにもなります。

この日は13kg分入るというプラスティック製の箱に110箱分、およそ1.3tと今シーズン最高の収穫量でした。

八景島・金沢漁港、ブルーカーボン事業の一環でコンブを養殖

富本龍徳さん

横浜ブルーカーボン事業に従事している里海イニシアティブの富本龍徳さんは「横浜の海は栄養が豊富。ここで獲れた昆布を食べて知ってもらって、このブルーカーボン事業を日本全国に拡げていきたい。」と語ってくれました。

ここで収穫された昆布は加工された後に昆布入りのうどんや小籠包として「横浜港大さん橋マルシェ」などのイベントでの販売、また今後は肥料や化粧品としての昆布の活用も視野に入れているそうです。

八景島・金沢漁港、ブルーカーボン事業の一環でコンブを養殖

採れたての昆布をはじめて見たんですが、とても艶やかで綺麗なんですよね!

はまこれ横浜」さんと取材したんですが、金沢漁港の海は思っていたよりも、とても澄んでいたのが印象的でした(^^ )

今日いただいた昆布を茹でたら鮮やかな緑色になってコリッコリしてて美味しかった^o^

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この日、いただいた昆布を帰宅後に早速茹でてみると、茶色だった昆布が一瞬で鮮やかな緑色に変化するんですね!オクラとともにポン酢でいただいたところ、コリコリと食感も良くてすごく美味しかったです。

昆布の地産地消で脱温暖化に取り組む『横浜ブルーカーボン』。
今後の拡がりに注目したいと思います。

横浜市漁業協同組合 金沢支所(金沢漁港)

所在地:神奈川県横浜市金沢区海の公園9
公式サイト:http://www.kanazawa-gyokou.com/