いつか客船で世界一周してみたい東京散歩ぽです。
クルーズ船で世界を旅する、一生に一度できるかどうかのような夢物語だと思ってました。
今回は「DeNAトラベル」さんで地中海クルーズツアーについての説明会に参加してきました。
格安で行けるクルーズ旅行?早速お伝えします。
DeNAトラベルが安い理由
今回は「DeNAトラベル」さんでお話を聞いてきました。もともとは「スカイゲート」という名称で2000年から続くオンライン旅行販売の老舗サイト。航空券なども格安で購入することができます。ではなぜ安く提供できるのかというと、
- インターネット上での販売(店舗が無いのでコストカット)
- 多く販売してるので安く仕入れられる(5期連続2桁成長してる)
- 多くの旅行会社と直接契約(航空会社とも契約している)
主にこの3点から「DeNAトラベル」は格安で旅行を販売できるのだそうです。
クルーズは「リゾート」と「観光」の中間
旅行といえば主にハワイや沖縄といったリゾート地でゆったり過ごす旅行や観光地を巡る旅行に分かれますよね。クルーズ旅行はその中間にある時間を節約できる旅行が体験できるそうです!
ひとえにクルーズ旅行といっても内容は様々。ラグジュアリーなクルーズもあれば、肩の力を抜いたカジュアルさでファミリー層も多いカジュアルクルーズもあります。
この日は「MSC」のカジュアルクルーズについて聞いてきました。
「MSC」とは?
MSC(Mediterranean-Shipping-Company)とはイタリア・ナポリにある地中海の船会社で世界2位のコンテナ貨物海運会社です。所有するクルーズ船は全て2003年以降に作られた新しいものばかりです。今回はMSCが所有するふたつのクルーズ船について説明がありました。
MSCムジカ
2006年製のMSCムジカは全長:約293メートル、総トン数:約92,000t、客室:1,275室、乗客定員数:3,223名のクルーズ船です。
MSCムジカ内にはレセプション、レストランは2ヶ所、シアター、カジノ、プールがあります。
主な寄港地はドーハを出発した→ミラノ→ジェノバ→ナポリ→コルフ島→コトル(モンテネグロ)→ベネチア→ドーハです。
MSCスプレンディダ
2009年製のMSCスプレンディダは総トン数:139,072t、客室:1,751室、乗客定員数:4,345名のクルーズ船で寄港できる最大級のクラスなんですって。
MSCスプレンディダは吹き抜けのアトリウムはあるわ、階段にはスワロフスキーの装飾で豪華だわ、4Dシアター、カジノ、レストラン、屋内プールもあってかなり豪華な客船。
内側キャビン(約13㎡)
続いて客室。こちらの内側キャビンは部屋に窓はないのでお値段的にはお手頃。ダブルベッドはツインにも変更可能なんだとか。
おすすめはバルコニー付き海側キャビン(約20㎡)
「DeNAトラベル」さんのおすすめで一番人気の客室が「バルコニー付き海側キャビン」。
「内側キャビン」よりも断然広く、なんといっても窓からは海が見えるオーシャンビューのお部屋!これは大きなメリットですよね!
船内の設備としてはダブルベッド(ツインに変更可)、大型クローゼット、バスルーム(シャワー付き)、インタラクティブ・テレビ、電話、インターネットアクセス(有料)、ミニ冷蔵庫、ミニバー(有料)、セイフティーボックス、エアコン(調整可能)。お湯は無料でもらえるそうで、日本の電化製品も使えます。
ちなみに海外の船はバスタブがない部屋がほとんどで、シャワーのみになるそうです。
続いてMSCスプレンディダの寄港地について。
MSCスプレンディダは7日間、8日間、11日間の3コースがあります。
例として11日間コースの寄港地はドーハを出発し→バルセロナ→マルセイユ→ジェノバ→チビタベッキア(ローマ)→パレルモ(シチリア島)→バレッタ(マルタ共和国)→バルセロナで巡るコースになります。
こちらはパレッタ(マルタ共和国)への入港シーン。船からこの光景を見たらかなりの感動的でしょうね!
各寄港地では添乗員(一部日本語ガイド)がついたオプショナル観光ツアー(別途料金5,000円〜26,000円)に参加することができます。もちろん自由行動で好きなとこに行くこともできます。ただし出航の時間に遅れないように!
オプショナルツアーならバルセロナの観光名所「サグラダ・ファミリア」で通常3時間待ちの塔の頂上に登るエレベーターがスムーズに登れるそうです。
クルーズの料金に含まれているもの
ではクルーズの料金にはどのようなものが含まれているのでしょう。
- メインレストラン・ブッフェでの食事(一部有料)
- シアターでのショーイベント
- ジム
- プール
クルーズ中は各レストランで全部の食事がついてきます。また毎日違うブロードウェイスタイルのショーが見放題!
クルーズの料金に含まれないもの
クルーズの料金に含まれてないものはというと、
- カジノ
- スパ等のサービス
- メインレストランやバーの飲み物
- インターネット
- 有料レストラン
食事は基本無料なんですが、乗船中は飲み物が有料になるそうです。そのため、対象の飲み物が飲み放題になるドリンクパッケージ(1日あたり1人/2,500円から)が用意されています。
クルーズカード
乗船時に「クルーズカード」というIDカードが渡されます。
- 部屋の鍵
- 寄港地で再乗船の際のIDカード
- 船内で買い物の際の支払い(事前にクレジットカードを登録)
これを持っていれば船内では基本的に現金のやりとりは不要(カジノ利用時は除く)なので無くさないようにしましょう。
船内の服装
船内ではどんな服装でいればいいんでしょね?毎日キャビンで配られる船内新聞で翌日の夕食時のドレスコードが記載されているそうです。カジュアルの他にインフォーマルやフォーマルなシーンもあることを覚えておきましょう。
それでこちらが毎日発行される「船内新聞」。船内のイベントやドレスコード、最新の入港時間、出航時間などが記載されています。日本語の船内新聞がある場合もあるそうです。
これは「イタリアンナイト」でのディナーの様子。イタリア料理や世界各国のお料理 、 軽食をいつでも無料で好きなだけ食べられるのはすごいですね!
気になる料金は・・・
ここまで至れり尽せりで、カジュアルクルーズとはいえかなり豪華な設備。食事も全部ついてくるし、1人100万はするんでしょ?と聞いてたんですが、値段を見て驚きました。
MSCスプレンディダで行く11日間の地中海クルーズは、、
内側キャビンルーム:大人(子供同額) 129,000円~145,000円
バルコニー付き海側キャビンルーム:大人(子供同額) 189,000円~199,000円
しかもこれ往復の航空券(往復:カタール航空)込みの値段です!これはかなり格安じゃないですか!?
7日間コースでみてみるとなんと109,000円から!これならなんか行けそうな気がする!
まさに移動型のホテル!効率的に観光地を巡れます
クルーズ船は各日、寄港地に停泊して1日観光したら船に乗って夜の間に次の寄港地へと移動します。つまりクルーズ旅行は移動するホテルと共に効率的に観光地を巡れるツアーというのが最大のメリットなんですね!
もちろん、船に滞在してショーや様々なエンターテイメントを楽しんだりと様々な利用方法があります。日本人スタッフや日本人添乗員もいるのでハネムーンやリタイヤ後の旅行でも安心していけそうですね。