下北沢「酒場たいよう」は九州の料理とお酒と居心地が楽しめる居酒屋

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おいしいもの大好き東京散歩ぽです!

今回は下北沢へ。2022年12月12日にオープンしたばかりの「酒場たいよう」を取材させていただきました。

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「酒場たいよう」の店内

テーブル席は16席

テーブル席は16席

井の頭線・小田急線「下北沢駅」南西口から徒歩5分「酒場たいよう」の店内へ。

こちらは長崎県壱岐島生まれ福岡育ちのオーナー、吉村俊貴さんが手掛ける九州の食材や料理、日本酒や焼酎が楽しめる居酒屋です。

カウンター席は12席

カウンター席は12席

スタッフのみなさんが古材を使って10日間DIYで作り上げた店内はぬくもりのあるどこか家庭的な雰囲気です。

「酒場たいよう」のメニュー

「酒場たいよう」のメニューはこちら!

海鮮・肉刺をはじめ、からしれんこん、とんこつ醤油ラーメンなど、九州出身オーナーおすすめの料理が楽しめます。

ドリンクメニューはこちら!定番の生レモンサワー、ビール、ハイボールだけでなく、ナチュラルワインと品揃えも豊富です。

焼酎はオーナーの故郷、長崎県の麦焼酎「壱岐焼酎」をはじめ、芋焼酎、米焼酎をラインナップ。

日本酒も福岡、熊本、佐賀と九州を代表する銘柄が揃っています。

和食出身の板長「すぎちゃん」

和食出身の板長「すぎちゃん」

この日は、お店おすすめの料理を試食会形式でいただいてきましたので、ご紹介します!

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塩もつ煮込み

まずお店に来たら最初に食べてもらいたいのが「塩もつ煮込み(450円税込)」。

一般的な味噌味でなく、塩で味付けしたさっぱり系のもつ煮込みです。

モツは2回下茹でしているとあって、まったく臭みがなく柔らかい舌触りが特徴。お酒のアテにもってこいの一品ですね。

お酒はオーナーの出身地・長崎県壱岐島で120年以上の歴史をもつ「玄海酒造」の麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」をソーダ割り(600円税込)でいただきました。

麦焼酎「壱岐」をホワイト・オーク樽に貯蔵して熟成させた「壱岐スーパーゴールド」は、どこかウイスキーを飲んでいるかのような芳醇な香りを味わいながら、飲み口は軽くてどんどん飲んでしまいそう。

急にお腹が空いてきたので、どんどん行ってみよう!

壱岐牛の炙り肉寿司

続いては看板メニューのひとつ「壱岐牛の炙り肉寿司」(750円税込)。

オーナー自らがバーナーで最後の炙りを入れていきますよ!

壱岐牛は出荷数が限られていることから「幻の牛」とも呼ばれる希少な黒毛和牛。

注文を受けてからスライサーでスライスしているので、瑞々しいほどの照りを放ってます。

口の中でほろりとほどけるしなやかで甘みのある肉質と脂!

今まで食べた肉寿司の中でも3本の指に入るくらい美味しかったです。

蒸しつくね 3個セット

こちらは「蒸しつくね 3個セット」(550円税込)。

左から「地のり春菊」「南瓜とイカ」「鮭とほうれん草」の3個のつくねセット。

蒸しつくねってはじめて食べたかも!つくねは片栗粉のとろみでコーティングされていて、とろっとしたモチモチ食感に。

南瓜とイカがこんなに合うなんて知らなかった〜!

がめ煮

福岡の郷土料理「がめ煮」(550円税込)は博多弁で「寄せ集める」という意味の「がめくり込む」が由来とされる煮物。

いわゆる「筑前煮」に近いのですが、今まで食べた筑前煮よりも具材ひとつひとつがめちゃめちゃ柔らかい!板長のすぎちゃんいわく、ゆっくりと火を入れることで長時間煮込むと柔らかく仕上がるそう。

たいようポテサラ

こちらの「たいようポテサラ」(550円税込)は、半熟卵からとろりと黄身が流れるフォトジェニックなポテトサラダ。

ポテサラの上の茶色いソースは肉料理でよく使われる「シャリアピンソース」。ポテサラに入っている玉ねぎの代わりに入れているそうで、玉ねぎのシャキシャキ感と酸味がポテサラの旨味を上手に引き出しています。

福岡県八女の蔵元「喜多屋」の特別本醸造(650円)は福岡県産米100%使用した淡麗辛口な日本酒。

ソフトドリンクも多数。料理との相性も良い「自家製ジンジャエール」(400円税込)もうまい!

ゴマカンパチ

博多名物の「ゴマカンパチ」(1,000円税込)も味わえます。

身の引き締まったカンパチの刺身の上に甘みの効いたゴマダレがたっぷり!

脂が乗りに乗りまくった「カンパチ」ですが、ゴマダレと一緒に食べることでさっぱりとしていて後を引くおいしさ。

一気に完食してしまいました。これおいしかった〜(^^)

羽釜かしわご飯(味噌汁・漬物付き)

お食事も終盤「羽釜かしわご飯(味噌汁・漬物付き)」(850円税込)は1号羽釜で炊き上げた「炊き込みご飯」。

鶏肉の旨味と根菜、椎茸に九州の甘い醤油が染みわたってほっと一息つきたくなる一品。また九州に行きたいな。

お食事最後は長崎の特産で日本三大うどんのひとつ「五島うどん」をつかった「にゅー麺〜五島うどん〜」(700円税込)。

鰹出汁ベースのつゆとつるっとのどごし抜群の「五島うどん」の食感が〆にぴったりです。

自家製チーズケーキ

最後にデザートメニューの中から「自家製チーズケーキ」(550円税込)をいただきました。しっかりとチーズを効かせた本格派のチーズケーキ。

お塩を少し散らせば、さらに旨味が引き立つチーズケーキでした。

心地良い「酒場たいよう」のみなさん

右から吉村オーナーとスタッフのみなさん

吉村オーナー(写真右)とスタッフのみなさん

オーナーの吉村 俊孝さんは、上京後に国分寺の飲食店やイタリアン酒場で経験を積み「30歳までに自分の店を作る」という目標を見事達成した有言実行の人。

お客さんへのナチュラルな気遣いや配慮が心地良いだけじゃなく、ちょっぴりうらやましくなるくらいのスタッフの皆さんとの仲の良さは、「人が好き」と話す吉村さんの人望があってこそなのでしょう。

吉村さんが生まれ育った九州の料理とお酒を堪能すると、またいつか九州に行ってみたくなりました。今後は定期的に新メニューを出していくとのことでこちらも楽しみですね!

ごちそうさまでした!

酒場たいよう

所在地:東京都世田谷区代沢5-32-3 アクア下北1階
電話番号:03-6804-0773
営業時間:日〜木17:00〜25:00(L.O.24:30) 金・土17:00〜翌朝4:00まで
店休日:なし
お店公式インスタグラム

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