「サツキとメイの家」ジブリパーク予定地の愛・地球博記念公園をさんぽ「トトロ」の世界観に入り込めて感動!

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サツキとメイの家

ジブリ大好き、東京散歩ぽです!

名古屋の旅、初日に向かったのは2005年に開催された「愛・地球博」の会場「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にあるジブリ映画『となりのトトロ』の主人公たちが住む「サツキとメイの家」を見学してきました。

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愛・地球博記念公園駅から歩いて15分

愛・地球博記念公園

JR名古屋駅から地下鉄、リニモというリニアモーターカーに乗り継ぐこと約50分。「愛・地球博記念公園駅」に到着しました。

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)は東京ドーム80個分(敷地面積180ha)という広大な敷地に広がる都市公園です。園内を周回するバスもありますが、僕らは「サツキとメイの家」まで、駅から約15分ほど歩いて向かいました。

、緑も増えて次第にトトロの世界観

サツキとメイの家」が近づいてくると、緑も増えて次第にトトロの世界観に近づいてきます(^^ )

観覧受付所では当日券が販売

観覧受付所では当日券が販売

「サツキとメイの家」のチケットは、ローソンチケットで事前販売してますが、当日枠が余ってれば、こちらの観覧受付所でも当日券が購入できます。(料金は大人(高校生以上)510円、小人(4歳以上中学生以下)250円)。

見学は30分間の時間制で人数制限があるので、遠方から行かれる場合は事前にローソンチケットで購入しておいた方が安全でしょう。「三鷹の森 ジブリ美術館」はすぐ売り切れてしまいますが、こちらはすんなり購入できました。

パンフレットと入館パス

ローソンチケットを観覧受付所のスタッフさんに渡すとパンフレットと入館パスが渡されます。

僕らは14時45分集合、15時観覧の組。見学時はグループA班、B班の2班に分かれて、僕らはB班でした。

記念スタンプ

観覧受付所には記念スタンプがあるのでパンフレットに記念に押しましょ(^^ )

こちらのテントには扇風機とスポット冷房

この日は8月中旬の暑い日でしたが、受付横のこちらのテントには扇風機とスポット冷房があったので、こちらで集合時間までしばし涼んでました。

見学時はグループA班、B班と2班に分かれます

集合時間になるとスタッフさんが注意事項を伝えてくれます。先ほど渡された通り2班に分かれて、家の中を見学します。順序としては、

  • 最初にA班が家の中を見学、B班は家の外を見学。
  • その後、B班が家の中を見学、A班は家の外を見学。

という流れで見学時間は30分間です。

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写真撮影は外からならOK

写真撮影は家の中での撮影はNG、家の外からの撮影はOK

写真撮影は家の中での撮影はNG、家の外からの撮影はOKでした。

理由としては家の中は狭いため、写真撮影で止まってしまうと、その後ろの人も滞ってしまうためです。なので家の外から中を撮るのはOKとのことでした。今回撮影した家の内部の写真は全て、外から撮影したものになります。

ということで、いよいよ「サツキとメイの家」に出発!

橋を渡って、1分ほど歩く

橋を渡って、1分ほど歩くと、

「サツキとメイの家」赤い屋根

おー!「サツキとメイの家」赤い屋根が見えてきました!

門柱にはしっかり「草壁」の表札が!

サツキとメイの家

サツキとメイの家

「サツキとメイの家」は映画『となりのトトロ』から1年後の昭和34年という設定。お母さんが退院してからの家族4人の暮らしぶりを見ることができます。

純和風の玄関に西洋建築の書斎がくっついた和洋折衷の特徴的な建物。赤い屋根と白い壁のコントラストは以前、江戸東京たてもの園で見た「デ・ラランデ邸」によく似てます。

建物内の見学はA班の人が先で、僕らB班は家の外からの見学になりました。

お父さんの書斎

お父さんの書斎

お父さんの書斎の窓は全開になってて、庭先からよく見ることができました。

お父さんの書斎

糸井重里さんが演じた、お父さんの書斎。

大学で考古学を教えてるお父さんのデスクの横には大量の書籍と資料が雑然と山積みになってて、まるでここに住んでいるかのようなリアリティ。

お父さんの書斎

手書きのカレンダー

ステンドグラスのレトロな窓の横には手書きのカレンダーが。

メイちゃんが描いたのかな(^^ )

純和風な縁側

書斎の奥はこれぞ純和風な縁側。奥には畳敷きの和室が広がります。

ちょうど、この縁側の奥に扉があって、その扉を開くと2階へ行く階段がありました。それが、あのまっくろくろすけが出てくる階段ですね。2階部分は公開されてないため見ることは出来ませんが、2階に向かうにつれて深くなっていく闇は、まっくろくろすけが出てもおかしくない雰囲気でした。

また、押し入れの中には布団と寝巻きがしまってあったり、机にはサツキのランドセルと筆記用具や小物が入ってたり、タンスの中にはお母さんの着物や化粧道具も入ってたり、玄関の靴入れにはあのサンダル?もあったりと、親子4人での幸せな暮らしぶりを垣間見ることが出来ました。

屋根の雨どいの上にトンボ

屋根の雨どいの上にトンボ?

と思ったらトンボ型のオブジェ(^^ )

お勝手と井戸

お勝手口

縁側からぐるりと建物の裏側に回り、お勝手口に来ました。

懐かしい雰囲気。

かんたくんが三角乗りしてた昔の自転車

おお!かんたくんが三角乗りしてた昔の自転車!

手漕ぎの井戸

お勝手口の前には手漕ぎの井戸がありました。

この井戸、ちゃんと水が出るんですよ!

この水でスイカやきゅうりを冷やして食べたい(^^ )

メイが「底抜けだーっ!」と言ってたバケツ

井戸の近くにはメイが「底抜けだーっ!」と言ってたバケツも!

台所が忠実に再現

お勝手口から中を見てみると、台所も細かいディティールまでしっかり再現してありました。

台所が忠実に再現

戸棚にはお皿や調味料などもちゃんと入ってるんですよね。タイル張りのかまどの所なんか、しっかりとスス跡がついてて生活感ありすぎ(^^ )

台所の奥にはお風呂があって、こちらもタイル張り。大きいお風呂の隣には上がり湯用の小さな釜までしっかり再現されてました。

縁側で記念撮影

縁側で記念撮影(^^ )

スタッフの方に撮ってもらうことも出来ますよ!

猫バスのバス停もあります

猫バスのバス停

家の向かいには雨の中、猫バスが到着するあの「稲荷前」のバス停も再現。

猫バスのバス停

猫バスに乗ったトトロ来ないかな。

大きなヒマワリ

バス停の横から橋を渡ると小さな浮島があって、そこには大きなヒマワリが咲いていました。

これで「サツキとメイの家」の見学は終了。30分間でしたが、思い切り作品の世界観に入り込めて素晴らしい体験でした!

土日祝日に限り、16:30の回が追加

「サツキとメイの家」の開館時間は9:30~16:00までですが、2017年9月9日(土)から11月23日(木・祝)までの土日祝日に限り、16:30の回が追加されるそうです。

11月の16時30分の回では夕暮れと共に「サツキとメイの家」を見ることができますよ!

猫バスからの目線!展望台へ!

猫バスからの目線!展望台へ!

見学終わったら、すぐ近くにある、展望台まで足を伸ばしてみましょう。

展望台からは猫バスからの目線で「サツキとメイの家」が見ることができますよ!

ジブリパークが2020年代初頭にオープン!場所は?

「ジブリパーク」(仮称)

2020年代初頭に「ジブリパーク」(仮称)が完成

ご紹介した「サツキとメイの家」がある「愛・地球博記念公園」にジブリのテーマパーク「ジブリパーク」(仮称)が作られる構想が今年6月に発表されました。それによると2020年代初頭にまずは映画『となりのトトロ』の世界を再現した「トトロのふるさと村」ができるそうです。

「自由に入場できる公園の中に、ジブリの施設が点在するイメージ」と大村秀章愛知県知事が言ったように、園内の森を切り開くことはなく、これまである施設やグラウンドなど、愛・地球博で使用したパビリオン跡地を活用することになりそうです。

以前、所沢を散歩した時に「トトロの森」をご紹介しましたが、いわゆる巨大テーマパークのような、いろんなアトラクションよりも、森の中を歩いて自然を感じられるといった宮崎駿監督やスタジオジブリの思想を大きく取り入れたテーマパークになるのではないかなと個人的に予想してます。完成が本当に楽しみですね!

ジブリパークが2020年代初頭にオープン

ということで「サツキとメイの家」をご案内しました!今回、はじめて「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」に来ましたが、とても1日では回りきれないほど、広かったです!

園内には温水プールやテニスコートなどの多目的競技場が多く、スポーツする人の憩いの場になんですね。

「ジブリパーク」(仮称)ができることで、どのように変化するか、今後も注目したいと思います!

サツキとメイの家

開館時間:平日:10:00〜16:30/土日祝:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料:個人大人510円/4歳以上、中学生以下250円
団体:(20名以上) 大人410円/4歳以上、中学生以下200円
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)
及び年末年始(12月29日〜1月1日)
※ただし、春休み・夏休み・冬休み期間中は月曜日も開館します。

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